後書きにある日下氏のこの本のポイントをあげると、

①文部省および文部科学省がこれまで進めてきた日本の高等教育には、欧米崇拝病というウイルスがひそんでいる。

②欧米人が信奉するサイエンスには、社会科学はもちろん自然科学においてもキリスト教的な宇宙観や人間観による汚染が入っている。

③日本のマスコミには、マッカーサーが吹き込んだ新憲法絶対尊重という迷夢からいまだに覚醒しない人がたくさんいる。

高山氏は産経新聞で活躍した人で、新事実が次々と語られる。そして何でも知りの日下氏が分かりやすくフォローしている。日本の偏向はアメリカ経済の破綻でちょっとは軌道修正されるといいのだけれど。しかし刷り込みって怖ろしいからねぇ~。


おまけに政治家や官僚、経営者が三流じゃぁね、どうしようもないじゃあ~りませんか?


あんなのほっといて、若い人に期待したいですね。