著者は36~47歳の間に主に葬儀社の依頼による2000件以上の葬儀を毎日のように行ったお坊さんである。その後20年近く経て今回の出版となった。

その経験に基づいて、題名のような結論に至った。要するに死んでも本当の本人、つまり霊は存在するということが、読んでいてよく分かる。嘘などつくような人とは思えない。

ただ職業柄、死後あまりたっていない、お葬式の時にそばにいる霊の描写がほとんどで、霊界でどうのこうのと言う話はほとんどない。

それが、かえって述べられていることに客観性を与えている。

目からうろこだったのは、私は末期癌の患者に痛み止めにモルヒネを多用してもいいと思っていたのであるが、お葬式の時にそばにいる霊は中毒症状を示しているということである。それは私の考えから言うと、死んでから修行が続くので具合が悪いな、ということである。

安楽死の方法にモルヒネに頼りすぎるのは問題であり、医学的にそこのところを踏まえて、研究をしていただきたいと思った次第である。