彼の本は「アンデルセンの生涯」「童話の周辺」「北欧の神話」などを読んでいるが、深いことをさらっと語るような語り口が気にいっている。

頭書の本は著者の満70歳を記念して出された半私家版のようなものである。どういう経路で手に入れたか記憶にないが、最近のことであるとおもう。

しかしこういうものが簡単に安価に手に入るようになったのは、ネットのおかげですな。昔、東京方面に出張した時は、神田を歩き回って段ボールに2箱くらい買い込んだこともありましたっけ。

今HPで紹介している「白芙蓉」新村出、などは非売品ですが、購入して(こういうのは古本屋から来る一覧表メールでしか存在そのものに気が付かないですね。それから日本の古本屋で一番安いものを探すのですが)、パラパラと見てその素晴らしい歌群を見たときはホクホクしましたな。

それはそうと、この本はベッドにもぐり込みながら読んだのですが、何ともいい本ですね。何かを事々しく主張するわけでなし。大体穏やかな晩年を迎えるのは自然に囲まれた生活が一番いいみたいですね。

2000.3.23 没。