著者の境野勝悟さんは元国語の先生で、ドイツ人の校長に「さようなら」の意味を尋ねられて答えられなかったが、十数年かかって意味を知る。

そして「日本人とは何?」、国旗の「日の丸」の曰く因縁、「お母さん」「お父さん」の語源などを私立花巻東高校で、1時間半の予定のところを2時間講演し、大きな感銘を与え、日本人であることに自信と感謝の念を持たせることができた。

この本に小林多喜二とお母さんのエピソードが書かれているが、涙無くしては読まれない。最近の「蟹工船」ブームはこの本が火をつけたのに間違いはないと思う。

その件に関して、共産党委員長がとんちんかんなことを言っていたが、ああいう人はこの手の本は読まんのでしょうな。頭が固まっているからね。