第1ターム終了

「極秘」プロジェクト　　

　先日、ボスのKと、とある高校の有名な英語の先生に会いに行ってきた。

　現在進めている「極秘」プロジェクト関係の仕事のためだ。

　夏期講座真っ只中、授業の時間割を1つだけ変更して（高3の数学だから何とかなるんですけど。高3は全員教室にずっと詰めているので…。）、「行きはボスの車で、予定では帰りは地下鉄で」と、その学校に向かった。

　待ち合わせの時間少し前、ボスは駐車場に窓全開、エアコン全開で待っていた。

　「すいません。お待たせしましたか？」

　「暑いなぁ。乗れ。」

　いつもの感じでニヤニヤしてしまったコンプリートパスの樋口です。

第1ターム終了

1年間もよう拗ねるなぁ…

　ウチの会社のトップの車に乗せていただいて言うのもなんだが、よくわからない演歌がかかっており怯んだが、ボリュームを極小さくしていただいており助かった（彼は長渕と演歌が好みなのだ）。

　実はしばらく前に仲直りをしたばかりなのだ。

　昨年の初夏、会社の行く末を決定する決断を会社オーナーである彼は誰にも言わずに下した。（言えば樋口は反対するだろうが。）長い付き合いでもあり、一応取締役の序列では上から3番目、Kの次に名を連ねる樋口に何も洩らさなかったことにショックを受けたのだった。

　その決断を臨時取締役会で明かしたとき、運悪く樋口は「コロナなう」であった。その場にもいられなかったのだ。このことも影響していると思われるが、樋口は

　一人で拗ねていた

　のである。

　先述したプロジェクトの会議の議長は樋口が務めており、月一の外部の方々が参列する会議はニコニコ笑顔で進めたが、実は「何もしてこなかった」。

　自分の考えた方向と少しずれていることもあり、あまりに外れそうになった時には「それはねぇ。」と凄むだけで、片隅で参加するといった感じの付き合いに、Kと一部のプロジェクト参加者は「どうしたんだよ、コイツ。」と思っていただろう。

　案の定一年間プロジェクトは進まず足踏み状態、むしろ4合目下から裾野まで下りていったかのようだった。自分は議長も外れようかと思っていたのだ。

　何が切っ掛けというわけでもない。様々な外部とのやり取りを必死にこなす同僚のK'の姿や必死に伸びようと頑張る他ブランドの新しい先生やウチの今泉先生、グダグダ体たらくのプロジェクトを眺めながら、

　申し訳ない

　と思ったのだ。

　Kの秘書兼総務部長に

　「Kとの打ち合わせの時間を10分でいいので取ってください。いや、5分でもいいです。」

　と申し述べた。彼女（女性なんですよ。ウチの取締役総務部長は）は、当然何のことかもわからないし、「最近サボっている男が急になんだ」と思っただろうが、

　「急に言われても…、この打合せはいつも早く終わるので、そのあとの時間で…。」

　サンキュー。流石だ。

　そして、ホントのことを話し、お詫びをし、プロジェクトは自分がチャンとやると伝えお許しを得た。握手までしたのだ。

　車に乗ってしばらくすると土砂降りの雨に雷鳴だ。するとKはスマホで「ウェザーニュース」を開き、

　「着くころには上がっとるやろ。」

　と仰った。

　道中、先日亡くなった佐鳴予備校の佐藤イサク氏との昔話をしてくださった。

　目的の学校に着くとホントに雨が上がり始めた。

　「ゆうた通りやろ。」

　とドヤ顔でこちらを向いた。何故かとても嬉しかった。

第1ターム終了

共通テストリーディングは違う競技だって！

　駐車場で同行者のH（栄光学園の今の本部長。前は樋口が本部長だった）と合流し、受付を済ませるとわざわざその先生はエントランスまで出迎えに来てくださった。

　彼の部屋まで行き、来訪の理由を申し述べ、先生のお考えを頂戴する。

　「英語の単元分け」についてだ。先生は検定教科書も執筆しており、大学の教授らとも行き来があるので、この県、いや、この中部圏ではその先生以上にこのことに「深く」答えられる方はおられない。

　内容については極秘プロジェクトのため「特に秘す」。

　有意義な時間を過ごし（Kはもう少し自分の考えを確かめたいようだったが）、樋口は満足した。

　「間違ってないな。」

　先日いきなり提出した「樋口の単元割」のことである。内容については極秘プロジェクトなので「特に秘す」。国語も同じ考えで割れる。凄いじゃないか、樋口くん。自画自賛。

　帰り際にその先生と「共通テストのリーディング」について

　「あれは英語じゃないですよね。」

　「違う競技ですよ。」

　「東大の個別試験が共通テストに近づいていったら、この国の英語教育は終わるな。」

　「あれが英語の試験ですよね。」

　仲間がいるなぁ、とさらに嬉しくなった今日この頃です。

【令和5年　共通テスト問題冊子】　

　第1ターム終了となります。高3生は今日まで。一般学年は昨日まででした。

　来週からは「第2ターム」。加速します。

　「迷っているうちに、今日になっちゃった…。」という方意外にたくさんおられます。例年そう思います。

　夏期講座自体、「体験授業」も兼ねた存在です。

　まず1ターム受けてみてください。コンプリートパスではそれができます。

　良ければ続けましょう。それでいいと思います。

　まだ間に合います。

告知1

　いよいよ

「夏休み」＝「自分を変えることができる時間。しかも劇的に！」

　です。そのためには準備が必要だし、環境も必要。やってることがこれまでと同じなら、きっと9月になっても何も変わらない自分がいることでしょう。

　転塾キャンペーン実施中！（詳しくはお問い合わせください）。

　変わりましょう。

告知２　まだ間に合います

　７月２９日（月）～第２タームがスタート

　それぞれにタームを受講しても「それなりに」完結するよう内容は組んであるので、

　お電話いただいて、月曜日から参加。

　「それも、アリです。」

　月曜日当日、申込用紙をお渡しするので、翌日記入したものを持参してくださればOK

　まだ、始まったばかり。大丈夫！

　この時期、HPも更新が多いです。興味がある方は下の「コンプリートパスHP」からお入りください。夏期講座がとってもお得で魅力的（と思います）！

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