皆さんはご存知でしょうか?
『托卵』(たくらん)
私ははじめて知りました。
自分の卵を、他の生き物の巣へ生み育ててもらう。
他の親に違う卵と気付かれないように、卵までも似せる。
賢いっ。
その卵は他のものよりも、早く生まれて、本当の卵やヒナを巣から落とす
唯一自分だけが生き残るように・・・。
子供まで賢いっ。
まれに、同じ親が2つの卵を同じ巣に生むことがある。
その場合、同時期に生まれたヒナは兄弟で落としあいを行う。
結果として、どちらか一方のみが生き残るという。
その代表例がカッコウとのこと。
こちらは親鳥のオオヨシキリという鳥が
自分よりもはるかに大きいカッコウにえさをあげている写真。
実に面白いです。
人間界ではもちろん、人の巣に卵を生むことはできません。
ましてや、卵では生まれてこないわけですが。
しかし、このことを題材として書かれている本があります。
東野圭吾作
『カッコウの卵は誰のもの』
先日のお休みに一気に読みました。
いつも通り、どんどん先を知りたくなる
その文章力と展開はさすがです。
普通のミステリー小説なら伏線も親子愛や恋愛まで。
しかし、彼の場合はそこに遺伝子科学が絡んでくる
とても興味深い、他者との差別です。
現実にはあり得ないことかもしれませんが、
あたしの中ではそこに新たな世界が広がります。
恋愛と同じ。
自分が知らないから、どんどん惹きこまれる。
全体の評価としては彼の書くものにはもっといい小説があります。
よく出来ていますが、もう少しページ数があってじっくり書いた方がよかったかなって
そんな気分になりました。
もっと長い時間をかけて、読みたかったぁ。。。
あらすじについてはいろんなものに出ていますので省略します。
題名があらわすストーリーの主題
とてもよく考えられた作品でした![]()
最後に
初めて東野圭吾を読む方にはこの作品はおススメしません。
好きな作品がた~くさんあって、難しいのですが
あえておススメするとすると・・・・
同じスポーツネタなら「鳥人計画」
まったく違った趣向なら「秘密」
王道なら「容疑者Xの献身」
ミステリ好きなら「どちらかが彼女を殺した」
でしょうか![]()
もし未経験の方がいましたら、人生で1冊は絶対に読んでみてください!

