翌日、病院に行くとまず、受付で1Lのミネラルウォーターのペットボトルを渡され、
出来るだけ急いで全部飲みなさい・・と言われた。ええっ・・・血液検査、尿検査の前に
水1L ですか?・・・少し驚いたが、郷に入れば郷に従え・・というので、言われた通り
飲むが、正直なところ結構きつい。診査結果は大丈夫なのかな?・・・と考えつつ、少し
づつ飲んでいく。20分ぐらい待たされた後に、CTの順番が廻ってきた。血液検査、
尿検査は未だなのに・・・順番おかしく無いかい?まずは、検査用の衣服に着替える。
これが日本のものと異なりやや着方が難しい。説明用の写真は壁に貼ってあるが、
なかなかその通りに出来ない。不器用さを痛感された。CT検査室に入ると、CT はGE製
の機械であった。検査技師は「腎臓に拘らず、全身のCTを撮りましょう」と言い出し
た。あら、そうなの?・・・って感じだが、まあいいや・・全身の癌でも調べてもらう
つもりで受けてみよう・・と思った。

測定が終わると、直ぐに隣接する操作室で映像を見せてもらった。検査したCTスライス
を順番にコマ送りすると、腎臓にある白い塊が立体的に良く判った。この検査技師は
これは石ですね、と言っていた。やはりそうなのか・・・でも日本で調べたときと位置も
大きさも殆ど変わらない様に思えた。すると、検査技師がCTの映像をCD-ROMに焼けます
が、如何されますか?と聞いてきた。保険は適用されるのか?と聞くと、「これは
駄目です。実費払いとなります」といわれた。生憎、財布は車に置いて来たことも
あり、残念だがお断りした。血液検査、尿検査は大変な込みようであった。
私は基本的に血管が出にくいので採血で検査技師に嫌がられることも多いが、今回
担当となった30歳位の若い男性は器用で、上手に採血してくれた。しかし、どうも
病気の患者が一杯居るところに長居するのは、自分の体に悪い気がする。よくもまあ
こんなに患者が来るもんだ・・・と驚く。しかも高齢者や手足に障害を受けた患者が多い
のには驚く。まあ、日本ではおじいちゃん、おばあちゃんが社交の場として病院
を使っており、ここで世間話をしたり、情報交換を行っていることさえある。
この意味では、日本の方が問題と言える。
