この町には、日本料理店なるものが存在しない。だからという訳ではないが、良く中国料理店に行く。
半年の行動から察するに、60%が中華、30%がイタリアン、残り10%がその他という感じだろうか・・。
ただ、日本食が全くない訳ではない。随分前になるが、店の名前は、日本の高級割烹のような名前の
「H店」に行った。この店は我々が赴任して来た頃に開店したようで、ホテルの1階のフロントの前にある。
現地のスタッフが情報誌で知ったらしく、親切に教えてくれたのだ。店の紹介を見ると「高級鉄板焼きの
日本料理店」と書かれている。写真を見る限り日本人の料理人と高級な内装の写真が掲載されている。
よし、行ってみよう!とばかりに鼻息荒く3名で乗り込んだが、結果的には、かなりのカルチャーショック
と失望感を受けることとなった。
まず、店員の愛想や応対態度が悪く、教育がなってない感じだ。待たされた挙句、出てきたメニューを
見るとかなりお値段が張る。ここはホテルの1階だから恐らく高いサービスチャージも掛けられる筈だ。
「ううん・・端から、やな感じだな。」ビールでも頼もうかと思ったら、他の飲食店の倍以上の価格である。
「ううん・・信じられん。」オーダーした料理は、てんぷら盛り合わせ、寿司(セット)、スープ等だが、味は
想像を遥かに超えた異次元の味だ。まず、てんぷらだが、食材に油がまわってべちゃべちゃである。
食材にはブロッコリーも入っている。

鶏なのか魚なのかすら判断出来ない材料・・。一方、メインの寿司は酢がきつく、鼻を突くような
刺激臭がする。酢飯の作り方が判っていないようだ。どうにも酢をかけて混ぜたとしか思えない・・・。

しかもネタに魚類が一つも無い。メニューの写真を見るからには、ネタは魚に見えるのだが、野菜と巻物
ばかりで魚介のにぎりは皆無なのである。これは寂しい・・・。ううん・・・止めはメインの寿司ネタであるが、
何と「天むす」である。参ったな、こりゃ・・。写真が無くて申し訳ないが、馬鹿でかいし、箸で掴めないし、
どうやって食べろっていうの?という感じだ。余程腹が減っていない限りこの店には行かないな・・・
いや、恐らく二度と行かないな・・という感じだ。

近くの席で欧米人が二人で食事をしているが、韓国料理見たいなものを食べている。後から来店した
欧米人が高級鉄板焼きのカウンターに座った。そちらの方が良さそうだな・・・って感じだが、期待は
できないかも。ああ、無駄だった様だ。
