私は雑草育ちなので、堅苦しく敷居の高い、所謂、高級レストランが苦手です。気楽に入れるあり
きたりの店構えでないと怖いです(笑)。このレストランは地元ローマ人の客が多く、庶民的な感じ

の店で、私には好印象でした。入口は小さいですが、意外に地下は広く、座席数は結構多いです。
なお、私たちが訪問した際に客は中年夫婦が1組しか居ませんでしたが、帰るころには3分の1程度
まで埋まっている印象でした。

頼んだメニューは、ビール(2杯で8ユーロ)、前菜の盛り合わせ(Antipasto misto、7.5ユーロ)、魚介
のリゾット(Risotto ai Frutti di Mare、10.5ユーロ)、仔牛のすね肉の煮込みキノコソース
(Ossobuco ai funghi、11ユーロ)、でした。パンは何も言わずにサーヴされましたが、レシートを見る
限り1個3ユーロみたいですね。2人で合計39ユーロでした。
まず、「前菜の盛り合わせ」は生ハムやサラミと野菜のグリルという栄養バランスの取れた構成で、
チーズは有りませんでした。パイ型の卵焼きみたいなものも悪くなかったです。ローマでは、日本の

パーティーの定番メニューであるメロンと生ハム(Prosciutto e Melone)も一般的ですが、意外に
メロンが固い・・・という話を良く聞きます。次は、「魚介のリゾット」ですが、これは貝や海老などの
海鮮の旨味がぎゅ~っと詰まっており、大変美味しいです。私はもともと海辺育ちなので海鮮には

煩い方なのですが、魚介のエキスの深い味に正直、参りました。リゾットに関しては、ズッキーニや
きのこを中心素材としたものも一般的です。お米は一度焚いているのではなく、生の米をそのまま
調理に使っています。やや米粒が固いので、日本で食べるリゾットに慣れていると少し違和感を
感じるかも知れませんが、やはり固めの方が美味しい上に見栄えも良いと思います。
帰国前に、コナードというチェーン・スーパーで、お水を加えて煮るだけで出来るリゾット(2人前で
1.3ユーロ)を買い込みましたが、もっと買っとけば良かった・・と反省しています。これはお勧めです。

次に出てきたのは「仔牛のすね肉の煮込み」ですが、これも絶品です。柔らかくとろけるお肉と
きのこソースのハーモニーがこれ程素晴らしいとは思いませんでした。少しオイリーな感じですので
冷めてしまったり、多く食べていくと、特に女性にはくどく感じられるかも知れません。
このソースをパンに付けて食べると良い感じでした(お勧めです!)。この店の料理ですが、
どの料理もしょっぱくありません。私の一番のお勧めの店です。
