診察後の問診となるところだが、肝心のB医師が手術中らしいので、B医師のサブドク
ターであるC医師との面談となった。そこで言われた結果は、「腎臓に結石はありませ
ん。腰痛の原因は脊髄の椎骨L4とL5間の椎間板の損傷です。Osteoporosis(骨粗鬆症)
の疑いがあります。尿の変色は疲労か運動の影響です。今日の検査では異常値は見ら
れません」
一瞬、何が何だか判らなかった。無論説明は英語
一瞬、何が何だか判らなかった。無論説明は英語で、丁寧に印刷物まで用意されていた。
「ちょっと待ってもらっても良いですか、日本
では二人の医師に結石と言われたし、検査技師
の方には結石ですねと言われたし、現像された
CTの写真にはCalciumと印刷されていますが、
これでも結石では無いのですか?再確認させて
下さい」と申し出た。
C医師はB医師に電話を掛けた。もごもごと
話している。どうもB医師は審査結果を
充分に見ていないようで、CTの担当医の話を電話で聞いて判断したらしい。
C医師は電話を切ると、CTの担当医と話してみてはどうですか?と進言してきた。私は
世話役の女性にに連れられて、先程のCT操作室の隣の診察室に居た検査技師の上司で
ある医師に会ったところ、「これは石ではありません。細胞がダメージを受けて壊死
して出来た集合体みたいなものです。癌でもないので気にすることはないです」と
言われた。日本では二人の医師に結石と言われたのですが?というと、怪訝そうな顔
で少し間をおいて、「そうですか?でもこれは石ではありません」と診断を曲げな
かった。ううん・・・どうしたものか・・。見解の相違は埋められそうにないので、この場
は引き下がることにした。一方、Osteoporosis(骨粗鬆症)の疑いがあります・・・と
言われたのは正直悲しい。初め、医師に「Osteoporosis」と言われても病名が良く
判らなかったが、説明をしている内容からすれば、骨粗鬆症なんだな・・・と判った。
年取っちまったなあ・・・ってな感じだね。ただ、運動を控えてからは腰痛の痛みが
なくなったので、症状はそんなに悪くないと実感できた。まあ、結石が尿管に落ちて
来ていないことは確認できたので、ひと安心。暫く様子を見ることにした。
そのまま業務に戻るため病院から会社まで車で移動した。骨粗鬆症の疑いありなのか、
情けないな・・・と思っていると、車の中から黒い飛行物体が見えた。(次回に続く・・・)
