今日は、メロンの話をしようと思う。住居の前は小さなショッピング街になっており、
日用品、雑貨、床屋、クリーニング屋、洋服店などが30件程度集まっている。
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その外れに八百屋があり、たまに利用している。前から写真のようなものが売られて
おり、最初は「かぼちゃ」だと思っていたが、少し様子が違う。そこで、これは何だ?
と聞くとメロンと言われた。へ~これはメロンなんだ・・・。と驚きながらも購入。
冷蔵庫で冷やして、いざ、試食である。おどおどと口に運んでみる。当たりハズレも
あるだろうが、味は日本で言う「マクワウリ」(写真右側)に近い。少し、テイストが
トロピカルな感じであるが、概ね似たようなものだ。食べていて気になったのは、皮の
すぐ内側の部分が少ししょっぱく感じられる。家内に聞いてもそう感じるらしい。
これは、皮のすぐ内側の塩分濃度を濃くして乾燥から果実を守ろうという自衛反応なの
か、単に水分が失われて結果的に塩分濃度が高くなったのか判らない。でも面白い特徴だ。
 話はずれてしまうが、何で「マクワウリ」というのか気になってしまった。調べて
みると、「古くから岐阜県真桑村(現本巣市)で広く栽培されていたため、マクワウリ
の名前がつけられた。この系統のウリが日本列島に渡来したのは縄文時代早期」とある。
英名は「Oriental Melon」とある。いいネーミングだ。是非、「マクワウリ」は止めて
この名前を使いたいものだ。
 では、ご本家のメロンはどうなのだろう?調べてみると「果実を食用にするウリ科の
一年生草本植物、また、その果実のこと。北アフリカや中近東地方の原産であり、
紀元前2000年頃に栽培が始まった。西方に伝わった品種群をメロンと呼び、東方に
伝わった品種群を瓜と呼ぶ。」とある。英名は「Muskmelon」らしい。
これがマスクメロンの名前の由来なんだ(まあ、当たり前と言えば当たり前だが・・・)。
 なお、メロンは園芸分野では果菜(実を食用とする野菜)であるが、青果市場での
取り扱いや栄養学上の分類では、果物あるいは果実と分類されるようだ。本来、メロン
は野菜なんだろう・・・。出身は北アフリカや中近東地方なんだ・・・。どうも調べてくると
「マクワウリ」の祖先は「メロン」の様だ。その後、インド、中国を経て日本に伝わったらしい。
 ここまで来ると、小学生のときに「トマトは野菜だよ!」と言われて驚いたことを
思い出した。トマトの原産地は、南アメリカのアンデス山脈高原地帯で、ナス科ナス属
の植物である。何とトマトは茄子の仲間なんだ。アンデスの山奥から遥々来たんだ。
大変だったね・・・。噛み締めて賞味しないとバチが当たるって言うもんだ。うう~ん。
それにしても奥が深いな。更に言えば、トマトは米国で最初に認可を受けた遺伝子
組み換え作物でもある。大豆かトウモロコシなのかなあ・・・と思ったが、意外だった。