最近、飛行機に乗るのが嫌になった。子供の頃は空を飛べて楽しくてしょうがなかったが、大人に
なって考えが一変した。なぜかと言えば、気分が悪くなった時にどうしようもないからである。
日米、日欧間といった長距離線のフライトはコンディションの調整が大切だ。どうせ移動だからと
いって前日に深酒をするととんでもない事態に陥ることがある。


現に、昨年、日米間のフライトの最中、気分が悪くなった。
ビール2杯程度とそんなには飲んでいなかったが、旅の疲れと風邪気味だったことが重なり、トイレで
めまいがして床にうずくまってしまった。額には脂汗、意識が薄くなり、天井が廻って見える。
いかん、もう駄目だ・・緊急ボタンでも押そうかと本気で思ったが、水を口にしてなんとか耐えようと
した。この間、何分間だったかは分からないが、気が遠くなるぐらい長い時間に感じられた。
ただただ耐えるだけでよくもまあ持ち堪えたな・・・と今更ながらに思う。原因は低血圧だろう。
自分は基本、低血圧症である。最高が100超えた位が多い。飲酒や多量の水分を摂取すると利尿
作用によりトイレに行きたくなる。尿を出すと体内の循環血流量が下がり血圧が下がる。高血圧の
患者に降圧剤と利尿剤を併用して処方する場合が多いのはこの作用を増強させるためだ。
こう考えてくると、低血圧症の者にとって飛行機内での多量の飲酒は危険な面があるようだ。
特に、利尿作用により多量の水分を一気に排泄した場合、血圧の低過率が大きいため、身体への
インパクトが大きく脳溢血を起こす。


そういえば、新幹線でも同じようなことがあった。関西での業務後、懇親会でお酒を飲み、帰京に
新幹線を使った。尿を催しトイレに行って尿をだすと、途端に気分が悪くなった。急激に血圧が
下がって低血圧、めまいを起こしたのである。これは、飲みすぎだな・・と単に考えていたが、
同じ様なことが再発したことで、その原因が理解出来たのである。
怖いね。皆さんも健康には注意したほうが良いよ。
【追伸】 機内食は美味しそうだったが、あまり食べれなかったなあ・・・。
