管弦楽の曲を吹奏楽に書き換える時には、ある程度の「定番」がある。例えば、バイオリンは原則、クラリネットに
 
置き換える事が多い。管弦楽にないユーフォニウムはチェロやトロンボーン辺りを参考に担当を考える。チューバ
 
やトランペット、フルートなんかは、殆どそのまま移行でも良い。ここで断っておくが、あくまでもこれは一般論なので、
 
曲想や音域も考慮し、最適な楽器に置き換えられるので、例外は数多い。
 
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 逆に、。吹奏楽曲を管弦楽に変えるには選択肢が大きい。聞かせ所以外のオーボエ、クラリネットはバイオリンや
 
ビオラが良いだろうが、トロンボーンやユーフォニウムもバイオリンに適している。サックスも管弦楽にはないので、
 
ビオラ、チェロ辺りが良いみたいだ。後は、曲の流れや音色のニュアンスを考慮して、管弦楽譜とする。これはこれで
 
結構楽しい。わざとオクターブ下げてコントラバスに演奏させよう・・・なんてことが机上で出来て何度も書き換え
 
られるので面白い。ただ、本当に地味な作業なので、コツコツやるしかない。
 
MIDI等のデータがあれば相当の時間短縮だが、譜面からの打ち込みは結構厳しい。視力も限界だ・・・。
 
データだけでは本当に味気ない演奏になるので、リバーブ、ディレイ、残響や発音の遅れ等を駆使して表現力を
 
高めてゆく。私の場合、管弦楽譜とする場合にありもしない楽譜を書き足したり、和音を変えたりすることもある。
 
原曲を見ると不協和音を駆使しているが、DTMだと単なる演奏ミスに聞こえる事が多い。この辺は、ニュアンスや
 
音程を少し上下させることで、原曲のイメージに近づける工夫も求められる。バイオリンなんて100分の1mmでも
 
演奏し分けるのだから凄いものだ。私にはこの辺のセンスは弱いのが残念・・・。 (その3に続く・・・・)