ここしばらく、PCに向かって、仕事上のCAD図面をひたすら描く日々。
そんな中、気分転換に、切り絵を作ってみました。
ずっと前に、日本で素敵な切り絵の本を見つけて買っておいたのです。
今回は、チャイナテイスト柄に挑戦。
適当に色紙を探して、折って、畳んで、本を参考に、でも適当に、
ザクザク、ザクザク、無心にハサミを入れて。
最後に広げる時の、ちょっとしたワクワク感。
いつの間にやら、たくさん切り絵が出来上がっていました。
白いイスと、上に敷いた青いランナーに合わせて、
白い切り絵と青い下地をチョイスして、額装してみました。
下地に使った紙は、ずっと取って置いた「Shanghai Trio」の包装紙です。
(センスの良いシノワズリー雑貨のブランドでしたが、去年閉店してしまって残念。)
使用する紙をちょっと工夫するだけで、ひと味もふた味も変わってきます。
お部屋の一角が、またちょっと新鮮に。
最近は、PC画面の中で、図面を描いたり、プレゼン資料を作ったり。
とっても便利で、PCも各種ソフトも手放せません。
でも、やっぱり実際に、鉛筆と紙とハサミを使って何かを創ることは、
単純で純粋な歓び。
こういった感覚を、いつまでも忘れないようにしたいものです。
旅の後半、レンタルバイクに二人乗りをして、ホアヒンの街を散策。
こちらは、「Hua hin Railway Station」。
赤い柱が可愛らしく、レトロ感がたまらない駅でした。
タイの伝統的建築物の1つだそうです。
そのままどんどんバイクで走って、郊外の「Baan Sillapin Art Gallery」へ。
カラフルでユニークなキリンさんがお出迎え。
でも残念ながら、この日は月曜日で休館。
辺りはひっそりしていましたが、カフェや、バー、野外ライブハウス、
お絵描教室なども開催されているみたいで、楽しそうな場所でした。
それから、あてもなくバイクを適当に走らせて、たまたま見つけたのが、
こちらの「CICADA Market」。
ホアヒンにある3つの大きなナイトマーケットの内の1つだそうです。
他のナイトマーケットと違って、ここはとってもオシャレな雰囲気。
このモザイクタイルで作られたテーブルもなかなか素敵。
公園の中に、白い建築が点在していて、その中にショップや屋台が入っています。
販売されているものは、ハンドクラフト系の商品が多く、デザイン性も高かったです。
作家さんのアートも販売されていました。
大きな樹に吊るされた照明が灯っていて、夏祭りのよう。
夕日に照らされた樹のシルエットが美しかった野外ライブ場。
手前にゴロゴロある白い石たちが、観客席のようです。
こんな素敵な景色をバックに聞く音楽、ロマンティックですね。
この日の夜は、そのままこのナイトマーケットで夕食。
タイ料理だけではなく、色々なアジアン料理の屋台があります。
公園のような敷地内に、たくさんあるテーブルとイスが満席なくらい人が集まっていました。
それも、アジア人から欧米人まで色々な国籍の人が、それぞれの言葉を話し、
星空の下、みんな笑顔で、なんだか世の中が、本当に平和なように感じてしまう夜でした。
ホアヒンは、タイ王室の避暑地として有名な古くからのリゾート地ですが、
日本人の方にはマイナーなようです。
予想していたよりも、街が程よく賑やかで、海も綺麗で、居心地の良い街でした。
海に癒され、街に刺激を受けて、また良い旅となりました。
すべてに感謝します。













