【ゴッホの ローヌ川の星月夜】
「ローヌ川の星月夜」は、ゴッホがアルル時代に描いた作品です。
描かれているのは当時ゴッホが借りていた「黄色い家」から歩いてすぐの、ローヌ川岸からの眺めです。
ゴッホは
「今絶対に描きたいのは星空だ。夜は昼よりずっと色彩豊かなのだ」
「二つの補色の対比により、
恋人たちの愛を表現する……。
暗い背景の上の明るい色調の輝きにより、
思想を表現する。
そしてある星により希望を表現するのだ」
と、弟のテオに手紙を描いています。
補色(青、黄色)の色彩表現と
恋人や星へ込めた、思想の表現。
絵を模写し、知ることで
絵の表現力が
知らぬ間に
身についていくのです。