Smile for Birthday 初挑戦(後編) | あなたの笑顔が 僕の幸せ

あなたの笑顔が 僕の幸せ

会社経営初心者としての、思いや出来事。支援しているスコップ団やSmile for birthdayについての参加記録など。

前置きが長くなりすぎて、

やっと配達編です。

お届け先は、南三陸町の志津川と歌津でした。

三陸道を通らず、東北自動車道の築館ICを降りて

佐沼、登米をぬけて行くルートを選択。


R398を通り、ナビの到着時間が近くなる中、

まだまだ、森の木々に囲まれた山間の道路の中、

突如 違和感を感じるつぶれた車輌や、瓦礫や

建物の基礎が視界に入って来た。


海の存在を全く感じないこんな場所迄、津波の被害が

及んで来ていた事実を突きつけられて、息をのんだ。


何度も繰り返し見た、YouTubeの津波の映像が脳裏に浮かぶ。


天気も小雨まじりの曇天だったので、

町が白黒のモノクロ写真のように見えた。



スコップ団で活動している山元町の景色とは、

また違った惨状の風景だ。

山元町は、海に面して平野が広がっている地形の為、

見える範囲の状況は、ある意味同じ様な被害の建物が多い。


志津川は海に面して、山間に囲まれた河口のように、

平野部は広くはない。そして隣接するように丘陵地域が

平野部を囲んでいるので、平野部は爆弾が落ちたような

ものすごい惨状なのに、丘に登って団地に入ると、そこは

一見、別世界かと思える程、普通の生活を送る温かい家庭が

そこに存在しているように感じた。


もちろんそこに住んでいる方の中にも、被害に遭われた方が

たくさんいることは当然理解をしているつもりだが、

そのあまりの差に愕然としてしまった。胸が苦しかった。


届け先の仮設住宅の住所が、ナビで辿り着けず、

仮設のコンビニで、地元の高校生に教えてもらって、

志津川高校のグランド内へ。バトミントンをしていた

女の子たちに案内してもらって、やっと辿り着いた。



6歳の娘に「ごめんください。」と言わせて、玄関を開けると

おばあちゃんが現れて、ことの経緯を説明すると、送り主の

娘さんも一緒だった。


娘と家内が、「お誕生日おめでとうございます。

とにっこりケーキを手渡すと、おばあちゃんも娘さんも

笑顔で喜んで、お辞儀をしてくれた。


娘は、おばあちゃんがひとりぼっちだったら、

「ハッピーバースデーを歌ってあげるんだ」

楽しみにしていたようで、ちょっと残念そうだった。



2件目は、車で20分くらいの距離の歌津町。

モノクロ写真の景色をぬけながら、「熊三商店」を目指す。


今度は12歳の女の子宛だったので、びっくりした可愛い笑顔を

若干期待していた。


今回も、娘と家内で笑顔で渡す練習。

妻と次女とケーキのお届け



残念なことに、女の子は志津川へお出かけ中。

対応してくれたお爺ちゃんは、お孫さんに事情を聞いていたようで

お孫さんに変わって受け取ってくれた。


そんなこんなで、初めてのお使いならぬ、初めての

Smile for Birthdayは無事に完了。


人の心の温かさを、冷めないうちに届ける 

そんな素敵な一日でした。