月曜日のCOMPASSです。

COMPASS Jrのお友達はこの春高校2年生になりました。

COMPASSの利用は3年目になります。

 

 

当時お友達は中学3年生に進級したところでした。

翌年には高校生になり、社会人へと旅立つ未来が現実的になってきた時期。

保護者様は、まず、言葉の読み書きの理解が難しいので理解して読めるようになり、使えるようになること。

数の認知も向上して、時計や計算ができるようにしたいということ。

コミュニケーションの向上も願われ、相手に自分の気持ちをきちんと伝えられるようになること。

これらのご希望を基本として、保護者様はいずれ巣立つお友達の多方面の成長を願っておられました。

 

 

個別支援計画のうち、生活面では場面に即した行動を取れるようになること、また場面にあった言動が出来るよう導くことが目標として設定されました。

利用当初、お友達は学習や静かタイムでに「立腰姿勢」を保つことができませんでした。

難しいと感じた問題には集中が途切れ、学習が中断するか「やりたくない!」と反抗する姿勢を見せていたと言います。

 

 

中学生ではありましたが、お友達もやはり着座姿勢を身につけ、目の前の課題に集中することから学びがスタートします。

姿勢のキープから始まり、時計や電卓を使う活動に取り組み始めました。

自分の腕時計を見て時間を知りかけた時間を測ることや、各活動の節目に時間を伝えて、時間に対する意識を持つようにしたそうです。

ただのプリントで計算をするだけでなく、確かめには電卓を使います。

 

 

苦手意識から課題には抵抗することもありましたが、一年たつと模範となれるほどに正しい姿勢をキープできるようになり、先生が出す課題にもやってみようという気持ちと相手を受け入れようとする態度が徐々に出てきました。

 

 

なめらかな会話でコミュニケーションを取るためには語彙の獲得だけでなく、文章で話すことが求められます。
お友達は単語で会話することが多かったため、接続詞や助詞のプリントを使って伝わる会話の練習を行いました。

苦手なのか、会話は早口になりがちでした。

 

 

そこで、しっかり相手の目を見て話をよく聞くようにして、お友達の方もゆっくり伝わるように話し、早口の癖が出てわからないときには、再度ゆっくり話してもらうようにしていきました。

その中で助詞をはっきりさせ、滑らかに会話を進めていくように何度も何度も繰り返して促しを続けました。

 


これまで長期間に渡りずっと日常的にお友達に身についていた話し方や座り方、接し方はすぐに改善できるものではありません。

一朝一夕では改善に至らず、利用開始から2年後の今年の春、やっと兆しが見えてきました。

小さな1滴の水滴が繰り返し繰り返し落ちることで硬い岩にも穴が開くと言います。

 

 

繰り返し学びを進める中で、お友達の中で「やればできる」という感覚が備わってきたのでしょう。

苦手なことや新しい取り組みにも抵抗末うことなく、取り組む姿勢が見られるようになりました。

今では童話を音読しながら20ページ程読めるようになってきたと言います。

読字と並行して引き続き接続詞や助詞のプリントを使ったコミュニケーションの向上を目指します。

 


この2年程度での変化はまだ他にもあります。

あまり積極的に周囲と関わろうとしなかったお友達ですが、今では年下、年上関係なく優しく接することができるようになっているのだそうです。
お友達は無口で話さないのではなく、どうすれば伝わるかという方法がなかなか見えず、気持ちも頑なになっていたのかもしれません。

先生という最良の学習のパートナーを得て、話す、伝わるという実感から少しずつ意欲的に活動に取り組めるようになったお友達。

これからもCOMPASSでは、気持ちを受け止め、卒業までしっかり前へ前へと支援を続けていきます。

 

COMPASS.Jr

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    北九州市小倉南区葛原1丁目3−5

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