火曜日のCOMPASSです。

COMPASS宿毛に就学したタイミングで通い始めたお友達。
保護者様は「まだ未完成のトイレの自立や学校準備など自分で出来ることが増えてほしい。」と成長を願っていらっしゃいました。

 


お友達はコミュニケーションにも困りごとが見られ、「お水のみたい。」は言えるとのことですが、具合が悪いときや、痛い、辛いなどを訴えることが難しいのだそうです。
タブレットでは2桁の足し算を入力して計算できると言うことですが、学校の授業では集中して着座姿勢の維持や計算は難しいようです。

 

 

個別支援計画ではひらがなが書けるようになること、数に興味が持てるようになることを目指します。
そのためにまずCOMPASSで過ごすルールを修得し、椅子の座り方や、相手に話すときの適切な音量や伝え方を学んでいきます。

 

 

4月のお友達は集中して座る事が難しく、頻繁に離席がありました。
室内を歩かず走ってしまうので、危ない場面が度々あったそうです。
発言はとても小さく、余暇の時間にも小さな声で独り言を言いながら遊んでいました。

また他のお友達が泣き出す大きな声に過敏に反応し、癇癪をおこしてしまいます。

 


お友達には繰り返し声をかけて気づきを促す工夫を行いました。

走り回るお友達に先生はただ注意をするのではなく「歩こうね」と言葉をかけ、さらにお友達の欲しいものを取りに行くときなどには手を繋いで歩くことを自然に習慣化するように促しました。

離席には、お友達が好みそうな声かけで楽しさを演出し、療育に集中できるように工夫します。

 


整理整頓や準備が苦手だったので、ホワイトボードに準備の手順を記載して来所時にスムーズに準備ができるように試みました。
相手に伝わるように、物の受け渡しの動作の際にしっかり大きな声で話すよう何度も練習しました。

 

 

GWが過ぎ、5月半ば頃からお友達の様子に少しずつ変化が見られるようになりました。

語彙が増え、会話が増え、音量も聞こえるように意識して話せるようになりました。

来所すると進んで準備をし、素直に着座、そして落ち着いて課題に取り組めるようになってきました。
苦手だった大きな音が聞こえても、たちまち癇癪をおこすのではなく「たすけて」と言えるようになりました。

 

 

ご家庭でも弟を誘って遊ぶことが多くなったそうです。

ある日、弟の名前を呼んで手を繋いで部屋に連れていく様子に少し驚かれた保護者様。

言葉を掛けることなしに弟の手を引いて行ったそうですが、やりたい事をきちんと弟に伝えようとした姿をご覧になり、嬉しかったと変化を喜んでおられました。

そして6月、初夏になる頃には学校のプリントでも上手に文字をなぞったり、本読みも頑張れるようになり、日々成長していくお友達を微笑ましくご覧になっておられるそうです。

 

 

半年が過ぎ、支援計画も見直しの時期となりました。

これからは更に読み書きだけでなく、算数でも文章問題での計算に取り組み、文章を理解し、考えて回答できるように、またもっと多くの言葉の意味を知り、おしゃべりが楽しくなるように導いていきます。

 

 

自分の発言と同じように相手の話すことを聞いて受け止めることは大切な課題です。

遊びや運動を通してお友達同士の距離感を理解することなど、少しステップを上げた新しい目標に向かって、楽しい学習やコミュニケーションを実践していけるよう願い、寄り添っていきます。

 

COMPASS発達支援センター宿毛

所在地:〒788-0000

    高知県宿毛市宿毛5380-1

連絡先:0880-63-1738

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