- 著者: 羽海野 チカ
- タイトル: ハチミツとクローバー 7 (7)
今日は、漫画のご紹介。『ハチミツとクローバー』。画像は最新刊です。私が、おそらく唯一現在進行形で読んでいる少女マンガ。作者の羽海野チカさんが、以前ご紹介した若木未生先生のグラスハートシリーズで挿絵を書いていらっしゃるのです。
書店でみかけて、「おお、挿絵のヒトだ」と思い、一巻だけ立ち読みできるようになってたので、さっそく読んでみる。
……ものすごく笑えます。
みんな静かに本を見ているというのに一人で何度も吹き出しかけ、半分くらい読んだところで「やばい、店頭で読むには危険すぎるわ……!」と悟り、全巻持ってレジへ……。
美大の学生たちが主人公で、彼らの恋模様やら将来の悩みやらをえんえん描いており、ふと気がつくと三角関係がふたつという、内容だけ見るとけっこう王道な少女マンガなのですが。どろどろしたものになっても不思議はないのに、とてもさっぱり読めます。だから私のような奴でも読めるのです。
なにしろ、登場人物がぶっとんでて、なんていうかもう実はギャグマンガなんじゃないかと(笑)
留年しまくってはや六年、すさまじい常識はずれっぷりで周囲をふりまわす森田さんとか。
芸術家としてはすごいんだけど、とても大学生とは思えない幼さというか小ささというか……なはぐちゃんとか。(森田さん曰くコロボックル)
大人ぶりたいんだけどさっぱり上手くいかない、ヘタレで凡人で若造の真山とか。
おそらく森田さんにふりまわされてる人筆頭で、しかも自分の将来についてとか家族のこととか悩みの絶えない少年(と呼びたくなる)竹本くんとか。
真山のだめっぷりを理解しつつも片思いしつづけているという、けなげな女の子でありながら、同時に腕っぷしはぴかイチで(特に蹴りが)妙に男前な山田さんとか。
……そんな面子です。他にも楽しい人がたくさんいます。
あまりに笑えるので、男性でもけっこう読めるのではないかと思います。笑えるだけじゃなくて、それぞれが抱えてる悩みなんかもしっかり描かれていて、それらがうまくバランスをとっている。私みたいな奴でなくて、もっと女性的な方から言わせれば、あったかい物語、という表現になるようですね。
とにかく、読んでみるべし。そのときは危険ですので、ぜひ自宅で。