企業型確定拠出年金のデメリットと注意点 | ”未来に役立つ”保険とお金のはなし

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生命保険・損害保険代理店に勤務する保険FPによる、「未来」のために知っておきたい”保険となんやかんや”のお話

こんにちは

 

しんげんです。

「企業型確定拠出年金はおすすめですよ!!」

 

と、めちゃくちゃ推してますが、

 

デメリット注意点もあります。

 

 

「デメリット」として

①60歳まで引き出せない

②給与を減額して積立てた場合、積立金全額が社会保険料算定基礎から外れることで、社会保険料(厚生年金保険料)が安くなった場合、将来受け取る老齢厚生年金の額が減ります。
③同様に健康保険料が安くなった場合、出産手当金や傷病手当金も減額されます。
④従業員さんの場合、育児休業給付金、介護休業給付金が減額されます。

 

減るってどれくらい?

報酬額(給与)によって変わりますので、

前回のA社長を例に試算してみます。

 

A社長(40歳)

役員報酬40万円/月 月額55,000円の積立をした場合

 

月々の厚生年金保険料が

37,515円から31,110円に減額となります。

 

その結果、65歳から受け取る老齢厚生年金が

年間92,081円減額されることが予想されます。

(85歳まで受け取ると想定すると、1,841,620円)

 

ただまぁ、これホントにデメリットかなぁ・・・・と思ってます。

 

老齢厚生年金が、ホントに「65歳から」受け取れるのか?

また、金額も現在の金額がまともに受け取れるのか?

ちょっと不透明なのが現状です。

 

受け取り方に個人差はあると思いますが、

60歳までは引き出せないデメリットを差し引いても、

ネガ貧乏性の私には「全額自分自身のお金である」

というメリットの方が勝る気がします。

 

どうでしょ??

 

出産手当金や傷病手当金の減額については

 

報酬日額の3分の2が給付金になりますので、A社長の場合

日額約1,600円が減額となります。

※なお、出産手当金は男性の場合受け取れません。

 

次に「注意点」として
・制度開始までに時間がかかる(約半年)
・継続的な教育が必要です(継続教育)
・初期費用とランニングコストがかかります
 一例として、こんな感じです。
 導入時:導入一時金100,000円 口座開設手数料:3,000/加入者一人あたり

 毎月の費用:事業主手数料5,000/一社あたり 加入者手数料:300/加入者一人あたり

       収納代行手数料:300/法人全体で月1回 資産管理手数料:資産残高×0.1%

 継続教育費用は別途:~20,000円(実施回数により異なります)

 

 

と、こんなところです。
 
ではでは