もうすぐ、終戦記念日。

 

昨年公開されたこちらの記事を、今一度読んでいます。

「Hiroshimas」田中泰延

 

たくさん、大切なことが書いてあるけれど、今年はこの言葉をピックアップしたい。

『この世界の片隅に』を描いたこうの史代は、『夕凪の街 桜の国』のなかで死にゆく被爆者にこう語らせている。


 

『わかっているのは「死ねばいい」と誰かに思われたということ』


 

歴史について、また戦争の被害について、さらには加害について、学び、補い、自分自身の視座を確立することは、見る者の努力にゆだねられている。

本文より引用

 

「死ねばいい」と誰かに思われたということ・・・・

 

この文章が突き刺さる。

 

いつか人は死ぬ。これは、自然なことで万人が知る事実であるけれども。

 

「死ねばいい」と思われて死にたくないよ。

悲しすぎる。

 

誰だって、そんな風に思っては、思われてはいけないと思う。

 

この世に生を受けた奇跡。

生まれたての赤ん坊は

だれかからの愛情なしには大きくなることはできない。

 

でも、いつしか大きくなって

愛情を感じられない境遇にいたら?

 

きっと、小さな戦争が心の中で起きて

そして、自分より弱いものを探そうとする

自分を守るために。

 

そんなたたかいが、ひとつでも減っていったら

ひとりひとりの心の平和につながっていったら

 

戦争はなくならないだろうか?

 

誰もが、愛し、愛されて生きていけるような

そんな世界になってほしいと思う。

平和ボケといわれるかもしれないけれど。