H26年度神奈川県公立高校入試問題の分析【数学】 | 個別指導で成績が上がらない小・中学生専門!学習塾Lib(リヴ):鶴間

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■H26年度神奈川県公立高校入試問題の分析【数学】

こんにちは。

日本一、あなたの可能性を引き出す学習塾塾長の児之原です。


たまには塾の先生らしく、勉強の話をしようと思います。笑

個人的に入試問題を分析しました。

では、どうぞ。


【数学の問題分析】

全体構成および設問数、配点については、昨年と同様。


問1・問2は、基本的な計算力と幅広い単元の基礎力を問う設問が計12問出題されて配点は44点。

ここを全問正解して44点を獲得できるのは大きい。

問2は例年までだと中3の内容からしか出題されないのだが、今年はめずらしく中1、2の内容からも出題。

中1の「文字式」や中2の「平行線と角」から出題されてました。

問2の(ク)の問題は、相似の図形を利用して線分の長さを求める問題で、やや難度が高い。


問3は関数に関する問題で傾向・難度ともに例年通り。

ただし、(ウ)の問題は例年は面積比か線分比を求める問題が多い中、今年は等積変形を利用して座標を求める設問で、H20年度以来6年ぶりの出題。

難易度的には高くないが、面積比と線分比の問題だけを練習していて、等積変形の問題を準備していなかった人にはつらかっただろう。


問4の確率は昨年と同じでさいころ2個を用いた問題。

(ウ)の問題は、計算の工夫を利用するもので、昨年と同様難度はやや高い設問だった。

昨年は図形問題と絡めてきたのに対し、今年は図形ではなく、平方根の応用問題と絡めてきた。


問5は、昨年、式の計算を利用して説明する記述式問題に変わったばかり。

だから今年も式の計算の利用でくるだろう。

もしくはそれ以前の入試で出題されていた規則性の問題に戻してくるのではないか。

と予測していた人も多かったのではないか。

なぜなら僕がそう予測していたから。笑

ところが、中学2年で学習する連立方程式を用いた速さに関する文章題の解法手順を記述する設問だった。

難易度的には教科書内容を少し越えたものではあるが、それほど高くはない。

ただ、いきなり問題が変わったことと、50分という限られた時間の中で読みとらなければいけない条件が多かったことで、落としてしまった人は多いだろう。


問6は三角すいを用いた立体図形に関する設問。

体積を求める(ア)、表面を通る最短距離に関する(イ)までは、過去の入試問題でもよく見かける典型的な設問。

ただし、(イ)の問題もH24年度以前の問6の(イ)と同レベルの問題なので、解けなかった人もいるだろう。

(ウ)は、3点を通って立体を切断した際の切断面を考えさせる点からも難度はやや高い。


問7は、昨年から証明問題が「穴埋め」から「全文記述」に変更。

今年も全文記述であった。

昨年は、中点連結定理を利用して三角形の相似を証明するであったが、今年は円の性質を利用して三角形の相似を証明する問題。

証明の難易度的には高くない。

だが、相似な図形が発見できても記述できない人は得点源にできない。

同じ弧に対する中心角と円周角の関係については、頭では理解しているものの記述の仕方が分からなかった人も少なくないだろう。

個人的な予測ではあるが、これから証明問題はどんどん難しくなり、24年度以前の穴埋め形式のときに出されていたレベルの証明問題を全文記述させにくると思う。
(神奈川県教育委員会の皆様、違いますか?笑)

数学の問題全体を通してみても、今年はやや難易度が上がったと言える。

以上が分析になります。


このような分析をした上で、

これから受験を向かえる中学生たちはいったいどのような勉強をしていけばいいのか?

それについては別の記事で書こうと思います。笑