自分の左腕には、1本のミサンガが巻いてあります。

1年半前、イタリアに旅行に来たとき、
まさに『地球の歩き方』に書いてある通りに
親し気な様子のミサンガ売りに声をかけられ
「セネガル人と日本人は友達だ」とか何とか言いながら
驚くべき早業でミサンガを巻かれて
「はい、10ユーロ」と、してやられたものなのですが。
今日、ドゥオモの前を日本から来た友達と歩いていると
いつものようにミサンガ売りが近付いてきて。
いつものように「いらない、いらない」と言いつつ
足早に立ち去ろうとするも、
今日のミサンガ売りはしつこく食い下がり、
友達の腕の上に、投げ置くようにしてミサンガを引っ掛けて
こちらの足を止め、「いらない」と繰り返し断っているのに
「お金はいらないから」と強引に巻いてきました。
まあ、タダになったしこれ以上邪険にしても、みたいな空気になり
彼が「セネガル人と日本人は友達だ」とか
(またしてもセネガル人!
そしてこの台詞は彼らの鉄板トークなのだろうか(笑))
いろいろまくしたてるのをふんふんと聞いていると
今度は自分の腕にも巻こうとしてきたので、
再び「いらない、いらない」を連呼、
すると彼はまた「お金はいらない」と言うので
好きにさせたところ、巻き終わったところで「はい、お金!」と。
ほぼ無抵抗のまま巻かれてしまった前回とは違って、
今回はこれだけ断って「お金はいらない」と言わせてからの
請求だから、さすがにここは戦わねば。
「自分でお金いらない、って言ったよな」
「あれは友達の分のことだ」
「ふざけんな。お前が、お金はいらないと言ったんだ」
「ちょっとでいいから」(と自分の持っている小銭を見せる)
「いや、俺は今、ミラノに住んでいて
イタリア語も分かる。お前が、
確かに、お金は一切いらないと言ったんだ!」
しつこかったけれども、
「お前が、お金は一切いらないと言ったんだ」を
10回ほど繰り返し、最後には「返す!」と
ミサンガを巻かれた腕を突き出したところ、
やっと彼は諦めて、先ほど巻いたばかりの
自分と友達のミサンガを切りました。
去り際にそのミサンガを投げつけられたのは
少々気分の悪いところでしたが、
自分の中では、無抵抗のまま敗れ去った前回のセネガル戦から
この1年半、特に留学してからの2ヶ月半の成長を実感でき、
ついに撃退してリベンジできた、という達成感というか、
勝利の歓喜の方がはるかに大きく、上機嫌♪になりまして。
実は1年半前、巻かれたミサンガは2本で、
せっかく押し売られてしまったので、捨てずに
イタリアに戻ってくる、という願をかけていたのが
留学2日目に切れたので、

まぁ、御利益が皆無というわけでもないのかなぁ、と。
「ちょっとでいいから」と言われたときに1ユーロとか払って、
何も注目を浴びながら口論する必要もなかったかもしれませんが、
まあ、「タダだ」と嘘こいてんのは許しちゃあかんよな、と。
というわけで
セネガル人とイタリア語で口論して勝った、
というお話でした。

1年半前、イタリアに旅行に来たとき、
まさに『地球の歩き方』に書いてある通りに
親し気な様子のミサンガ売りに声をかけられ
「セネガル人と日本人は友達だ」とか何とか言いながら
驚くべき早業でミサンガを巻かれて
「はい、10ユーロ」と、してやられたものなのですが。
今日、ドゥオモの前を日本から来た友達と歩いていると
いつものようにミサンガ売りが近付いてきて。
いつものように「いらない、いらない」と言いつつ
足早に立ち去ろうとするも、
今日のミサンガ売りはしつこく食い下がり、
友達の腕の上に、投げ置くようにしてミサンガを引っ掛けて
こちらの足を止め、「いらない」と繰り返し断っているのに
「お金はいらないから」と強引に巻いてきました。
まあ、タダになったしこれ以上邪険にしても、みたいな空気になり
彼が「セネガル人と日本人は友達だ」とか
(またしてもセネガル人!
そしてこの台詞は彼らの鉄板トークなのだろうか(笑))
いろいろまくしたてるのをふんふんと聞いていると
今度は自分の腕にも巻こうとしてきたので、
再び「いらない、いらない」を連呼、
すると彼はまた「お金はいらない」と言うので
好きにさせたところ、巻き終わったところで「はい、お金!」と。
ほぼ無抵抗のまま巻かれてしまった前回とは違って、
今回はこれだけ断って「お金はいらない」と言わせてからの
請求だから、さすがにここは戦わねば。
「自分でお金いらない、って言ったよな」
「あれは友達の分のことだ」
「ふざけんな。お前が、お金はいらないと言ったんだ」
「ちょっとでいいから」(と自分の持っている小銭を見せる)
「いや、俺は今、ミラノに住んでいて
イタリア語も分かる。お前が、
確かに、お金は一切いらないと言ったんだ!」
しつこかったけれども、
「お前が、お金は一切いらないと言ったんだ」を
10回ほど繰り返し、最後には「返す!」と
ミサンガを巻かれた腕を突き出したところ、
やっと彼は諦めて、先ほど巻いたばかりの
自分と友達のミサンガを切りました。
去り際にそのミサンガを投げつけられたのは
少々気分の悪いところでしたが、
自分の中では、無抵抗のまま敗れ去った前回のセネガル戦から
この1年半、特に留学してからの2ヶ月半の成長を実感でき、
ついに撃退してリベンジできた、という達成感というか、
勝利の歓喜の方がはるかに大きく、上機嫌♪になりまして。
実は1年半前、巻かれたミサンガは2本で、
せっかく押し売られてしまったので、捨てずに
イタリアに戻ってくる、という願をかけていたのが
留学2日目に切れたので、

まぁ、御利益が皆無というわけでもないのかなぁ、と。
「ちょっとでいいから」と言われたときに1ユーロとか払って、
何も注目を浴びながら口論する必要もなかったかもしれませんが、
まあ、「タダだ」と嘘こいてんのは許しちゃあかんよな、と。
というわけで
セネガル人とイタリア語で口論して勝った、
というお話でした。