今回の留学の大きな目玉の1つであった

世界最大の靴の見本市・ミカムに

昨日、今日の2日間、行ってきました!!

$Firenzeで暮らす、Milanoで暮らす

メトロ1号線の終点の、展示会用の巨大施設

$Firenzeで暮らす、Milanoで暮らす

(お台場の国際展示場のイメージです)での開催で

$Firenzeで暮らす、Milanoで暮らす

中にはたくさんのブースが立ち並んでいました。

$Firenzeで暮らす、Milanoで暮らす

巨大な10のフロアのうち、メンズをメインで扱うのは

1フロア分だけなのですが、それでも見て回るだけで

半日×2日間が十分に使えてしまうという。

実際に買い付けをしたり、レディースも見て回ったりする

バイヤーの方は相当大変なんだろうな。。。


さて、見て回っての印象としては、

●全体としてカジュアルなもの(ユーズド風だったり

 スニーカー(風)だったり)が多い

●サンダル含めて爬虫類等の異素材が目立つ

$Firenzeで暮らす、Milanoで暮らす

●異素材もカーフもスエードも

 明るいカラーのものが気になる

$Firenzeで暮らす、Milanoで暮らす

●一昨年くらいから流行った迷彩は、

 靴はもう少し流行が続く?

$Firenzeで暮らす、Milanoで暮らす

●トゥが一時ワッと流行った丸くポッテリしたものから

 よりスマートなエッグトゥや細めのスクエアトゥ等

 細長めに、また回帰しつつある?

・・・ような気がします。



この「ような気がする」というのが情けないところで、

●そもそもの基準値が分からない

●前回、前々回を見てないので変化が分からない

●当地の展示会には出ているが、ウケの問題で

 日本に入ってきてないのかもしれない


というような相場観の欠如、という意味で

素人の悲しさ、悔しさを感じました。


また、日本人の姿も非常に多く

これだけ多くの方々が日本への流通、販売に

既に携わっていると思うと、

この業界の中の、どこで、誰を相手に

何を価値と置いてビジネスを創っていくのか

(当たり前と言えばめちゃめちゃ当たり前なのですが

 敢えて、あらためて)考え込んでしまいます。

これまでの購入する側の立場で

好きな靴を愛でて以上おしまい、

という自己満足では終われないのはもちろん、

他と同じことしかしないんだったら

わざわざ自分が、遅れてスタートしてまで

今からやる必要もないわけで、

『自分にしかできない仕事』というと大袈裟すぎますが、

せめて少なくとも

『自分だからこそできる仕事』を

創っていくのにどうするのか

これから研ぎ澄まして行かなければ、と

身の引き締まる思いに満たされました。



レディースの方も少し回ってみたのですが、

ストレスが溜まったときに潰す、

あのプチプチを表革に配した靴↓

$Firenzeで暮らす、Milanoで暮らす

(逆にプチプチが潰れてストレス溜まりそう(笑))や、

$Firenzeで暮らす、Milanoで暮らす

こんなにエレガントな靴↑もありました(溜息)。



いろいろ思うことはありますが、

まずは念願叶ってここに来たことが大きな一歩。

大きく刺激を受けたので

どんどん自分の考えをシャープにしていきます!