午後、6年ぶりにフェラガモ美術館へ。

初めてイタリアに来たとき見に行って

非常に感銘を受けたのが、

イタリアに憧れた1つの理由でした。


あらためて訪れてみて、あのときと同じように

フェラガモの靴の普遍性、超時代性に驚きました。

展示してあるのは主に1950年代のフェラガモの靴、

ものによっては1930年代の物もあるのですが、

今履いていても十分イケてる、という靴が

本当にたくさんあるのです。


ちょうど今は、マリリン・モンロー展が開催中。

$Firenzeで暮らす、Milanoで暮らす

彼女の足許を飾った靴が多数展示されているのですが

その美しさととともに、履き込んだ跡が残っていて

彼女がフェラガモの靴に魅了されていたのを感じました。


他にも、美術館のパンフの写真にもあるように

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オードリー・ヘプバーン、ソフィア・ローレン等々

名だたる女優の靴をつくったサルヴァトーレ・フェラガモ。

紳士用のほうが深く広がりのある靴の世界で、

婦人靴をつくることで歴史に名を残した靴職人は

おそらく彼が最初ではないでしょうか。



さて、そのまま満ち足りた気分で、本日も工房へ。


本日の内容

1)サンダル製作

2)靴の吊り込みの練習


1)内容割愛。


2)本日、兄やんが頭痛で早退けしたので、

マエストロからの直接指導にて緊張。

昨日の工程を見てもらうが、

兄やんとマエストロの連携が取れてないらしく(苦笑)

兄やんからは「まずはフォームの練習だから」

気にしなくて良い、と言われたところを突っ込まれる。

とは言え、マエストロの技術は流石。

釘を等間隔で角度を変えながら打って行くと

本当に均等に革が吊り込まれていき、

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余剰の革が均等に整理されて行く。感嘆!!



というわけで、今夜も道具を持ち帰り、宿題の練習です。