えー、まあ、、、

こういうことになりましたけど何か(- -メ?

$Firenzeで暮らす、Milanoで暮らす



「イタリアではカットの相場はどれくらい?」

「最低20€で、40€も出せば高い方かしら。

 あなたの家からなら

 左手に真っすぐ行った右側すぐに

 評判の良いお店があるわよ」と

学校の先生が薦めてくれた『estetica TONY』へ。

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ここはネイルや脱毛、マッサージ等もできる

トータルビューティサロンらしく、

昨日予約をとりにきたときに見た予約台帳

(ネット予約は未導入の模様)は結構満杯でした。

あ、ちなみに、お値段の方は

シャンプー+カットで25€でした。


店に入って席に座ると、「どうしたい?」

白髪のおじさん(Tonyさん?)が聞いてきたので

「Come italiano

(イタリア人みたいにやってくれ)!!」

と言ってやりましたとも!

するとおじさんはニヤリと笑いながら

「短くするのか?」

「いや、短すぎは困る。ただ、今は長過ぎる」

「分かった。2cmくらい切ろう」


そこで、施術する女性のスタイリストさんに交代して

シャンプー開始。

十数年ぶりのフロントシャンプーでしたが、

洗い方はすこぶる丁寧で、力強くはないけれども

結構気持ち良く。

薬剤の匂いから察するに、シャンプーで2回、

コンディショナー的なもので1回洗ってカットへ。


普段は4週間に1回、カット+パーマをしているのに

今回は7週間半ノータッチだったので、↓な状態で。

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留学生仲間から聞いた事前情報によると

・ヘアカタログを見せて指示するパターンが多い

・ただ、指示してもほとんど希望は反映されない

・サイドをバリカンで刈り上げられトップは残される


とのことだったので、

おもむろにバリカンを握られるのかと思いきや、

ずっとハサミで丁寧にカットをしてくれて。

しばらくしてバリカンを持たれたときは

いよいよか・・・と覚悟を決めましたが、

襟足をチョイチョイっと整えただけでまたハサミに戻り

それ以後、バリカンは登場しませんでした。


緊張してたのと、そもそもまだ全然喋れないので

スタイリストさんとは会話できず、ひたすら無言。

ただ、自分の手元をジッと見ながら

ときどき頭の位置をクッと正して固定しつつ

丁寧にカットしてくれる姿は好感度大、でした。


店には予約客がやってきては、

男性はガラス越しに通りから見えるフロアで

スタイリストと親しげに会話しながら調髪してもらい、

女性は奥の別室に通されていました。

(このあたり、きちんと配慮されてますね。)



さて。しばらくするとハサミを置いて、

切った髪の毛を刷毛で払い、

ジェルらしきものを手に取って

「Pochissimo(ほんのちょっとだけ).」

言いながら髪に馴染ませます。

このあとどうスタイリングされるのかな~?

と思っていると、

さらに立て続けに2回ジェルを手に取り。

「全然"pochissimo"ちゃうやん!!」と内心思いつつ

為すがままにされていると、

ジェルでペッタペタになった髪を

ピッタンピッタンに撫で付けられ。



こうして僕は、

ムーディー勝山になりました orz

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これが”come italiano"なのか!?



とは言え、これはあくまでスタイリングの問題で、

ペッタペタのピッタンピッタンだったジェルを落とすと

こんな↓な感じで、一安心。

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結果的には、丁寧に良い仕事をしてもらった、

という印象です。

むしろ無難な結果に終ってしまった感があるので、

次回ミラノでは、イタリア語も上達している筈だし

もっとグイグイ攻めてみようかな~。