いつも通り17時に工房に行くと、なんと真っ暗。

あれ?今日休み?と思いながら覗き込むと

暗い中、マエストロと兄やんが座っていて。

なんとこの界隈が停電だそうで、自分も加わり

男3人、ただただ何もできず通電を待つことに。

Firenzeで暮らす、Milanoで暮らす

マエストロは、冗談で

「カズ、早く仕事しろ!」と言うのですが、

顔が恐いのと声がダミ声で低く大きいので

冗談に聞こえず、恐いので曖昧に笑うしかできず。

一方、兄やんは『Aspettare(待つ、の意)の歌』を

勝手に自作して

♪アスペッタァ~レ、アスペッタァ~レ♬

歌っている。陽気だ。


さて、待つこと30分、ようやく暗闇の中から

低い、ブーンという、

いかにも通電したよ的な音が響いてきて、点灯。

というわけで仕事開始です。



本日の内容

1)ソールの圧着のための糊塗り

2)インソールの紐穴の場所の印付け

3)ソールの圧着

4)底革の木型への釘打ち



1)いつもの糊塗りだが、効率を上げるため

手持ちではなく、厚紙の上に置いて。

Firenzeで暮らす、Milanoで暮らす

時間も短縮されるし、手も汚れない。


2)前回と同様の作業。

1つ、ジャストサイズの型紙が無いものがあり

習った通り、1つ下のサイズの型紙を使い

爪先を揃えて作業していると、

$Firenzeで暮らす、Milanoで暮らす

横から「テスト、合格(笑)」と兄やんのお言葉が。

ちゃんと見てくれている。感謝。


3)この作業も経験済み。

今日のモデルでは、爪先に高さの遊びが残るよう

$Firenzeで暮らす、Milanoで暮らす

革の切れ端を1枚挟んだ上で、プレス。


4)久々の釘打ちだが、直角の打ち込みだったので

比較的スムーズにできた。

作業しているうちに、金槌の持ち位置が

金槌の頭に近寄っていきがちになることに要注意。



で、今日の工程中に嬉しいことが2つ。


①前々回、まるでマシーンのようにプレスし続けた

かかとの革が、幾つか重ねて成形されて、

サンダルに取り付けられているのを発見!

自分の「作業」が

「仕事」として

形になったのを実感できて嬉しい!!


②マエストロはおそらくナポリの出身で

言葉の訛がきつく、さらにダミ声なので

残念ながらこれまで”Vai,vai!!(やれ、やれ!!)"以外は

聞き取れなかったのが

今日は少し聞けて

さらに会話になって

めっちゃ嬉しい!!


というわけで、本日はテンションの上がる

今週最後の靴屋修行DAYでした。