山田ジャパン⑦2WEEKコンタクト~まだ使えると思ふ~ついに千秋楽を迎えました。
通算5回目の観劇でしたが今日も良かったです。
全力を出し切ると言う言葉通りの素晴らしい舞台でした。
もうネタばれOKなので全力で感想を書き綴りたいと思います。
ほんの些細な事で、それこそ右に行くか、左に行くかで人生大きく変わってしまう。
悪い出来事だと思っていたら最終的には良い出来事になっているなんて事も人生には多々有る。
そんな話しが幾つも絡み合っていて見応えの有る舞台でした。
主人公の鳥子にしたって、仕事を辞めて収入が無くなった時に高校の同窓会がありそこで同級生のしげるに出会いラブホテルに誘われる(何もされないのだが・・・)。
そこで叔父の家を借りて住んでいる鳥子に部屋が余ってるなら貸してくれないかとしげるが頼んでくる。
1人じゃなく友人の川ちゃんと2人に貸してくれと頼まれ家賃の足しになればと言う気持ちと男と暮らしてみると言う好奇心から同居をOKしてしまう。
まさか自分の家が違法風俗店になるとも思わずに割りと軽い気持ちで。
しげるも何故違法風俗店をやらなければならなくなったかと言うと車を盗んで売り捌くと言う事をやっていてうっかり元締の出口さんの車を盗んで売り捌いてしまう。
そして2週間で200万用意しろ、用意出来なければ殺しますと言われてしまう。
出口さんは殺すと言ったら必ず実行する人で2週間で何としても200万用意する為に違法風俗店を2週間だけ営業しようと考え、鳥子の家を利用しようと鳥子に近付いた訳だ。
そして、その出口さん地元を愛し地元以外は認めようとしない地元のジャスコから半径1キロ以内で活動するフランチャイズ出口と呼ばれる男。
フットサルをやっているが地元で出来る場所が見付からず対戦相手も見付からず子分の藤巻にバスケはどうですか?と言われて地元で出来やすいと言われてバスケを始める。
始めたらすっかり嵌まってしまい今まで地元の人間しか入れようとしなかったのに隣町の人間でも構わないと地元愛が薄れてしまう、そこにしげる達の所のビラ配りのカルロスがやって来て鳥子の家の違法風俗店のビラを手にしてしまう。
今までだったら絶対に地元から出なかったはずなのにバスケに出会い地元愛が薄れてしまったばかりに・・・。
墨田夫妻に目を移してみよう、妻のゆかりは強い恐い奥さんと捉えられがちだが冒頭で夫がコンパ(誤解なのだが)に参加していると思い込み母の元へ旅立とうとしてしまう(首吊り)と言う弱い一面もあり夫が隣の若い眼鏡に現を抜かしている事に強い不満と不安があった事が感じ取られる。情緒不安定だろうか。
夫の方だが鳥子の家に盗聴器を仕込んでいる殆どストーカーである(冒頭の方で鳥子にはストーカーがいる、この間夜中にここにいたらの台詞で?とはなったけど)
そして、鳥子の家に人が増えて来たので盗聴器を回収に来て上手い事住む男武田と遭遇する。
そこで、しげる達が窃盗団で鳥子の家で違法風俗を始めると言う話しを武田とする。流石に住むのは難しいんじゃないかと墨田に言われるも武田はますますやる気になる。
墨田が家に帰った後に妻ゆかりが登場一部始終を聞いていた。
「どうしようかなぁ?」と一言残して去って行く。
そして、しげる達が違法風俗店の相談をしている所にゆかりがやって来て自分を雇いなさい、雇わないと警察に言うと脅し違法風俗店で働く事になる夫への復讐(愛の裏返し)の為に。
これだって、しげる達が越して来て違法風俗店を始めなければ働き出す事もなかった。
夫婦仲も更にどうなっていたか・・・。
違法風俗店開店後はバタバタと色々あって、1週間が過ぎ目標の200万どころか売り上げは半分にも届かない80万しかない裕子は貯金の20万出すと言う。
皆で相談している間に鳥子が「裕子さんが客を取れば良い」と言い出す。
生きるか死ぬかの時に極端に1人だけ貢献度が低い20万は最初からあった金だあった物を差し出すのは当たり前だ、皆して金を作っているのに一人電卓叩いてセコい狡いと言われる、回りに意見を求めるが皆同じ雰囲気。
裕子が分かった、でも恋人の川ちゃんに決めて欲しいと言った。
鳥子が川ちゃんを呼びに行こうと障子を開けると川ちゃんは障子の向こうで話しを全部聞いていた。
そして裕子にお願いが2つあると切り出す、1つ目を聞いてくれれば2つ目は言わなくて済むと言う。
1つ目は自分と別れてくれと自分と別れてどっか行ってくれないかとお願いする。
しかし、裕子は無理と受け入れない。
裕子の「2つ目どうぞっ」の声にじゃあ「お願いしま~す」と無理して明るい顔を作って元気に叫んでるけど表情には俺は何を言ってるんだ何でこんな事になってるんだ感が隠されていて裕子の返事にしても後ろ向いてるから表情は分からなかったけど一緒だったと思う。
そして、裕子は客を取る事に皆は浮かれて立ち去って行くが一人残されうなだれる川ちゃん、一人取り乱す鳥子、そこへ父からの電話「変わりないか?」の問いに「変わりない、変わりないよ、とおさ~ん」と叫ぶ鳥子。
この時点で彼女の人生は大きく変わってしまっていたのに。
胸が痛むシーンでした。
そして、2週間後何とか200万たまり1000円余ったので鳥子に家の使用料として手渡される、少ないけど気持ちこもってるからと、受け取る時の鳥子の表情や回りの雰囲気で2週間の間に連帯感と言うか仲間意識みたいな感じが芽生えた事が感じられた。
墨田さんは違法風俗店に通っているのがばれて妻のゆかりに酷い目にあわされてしまう(本人曰く話し合い)がゆかりも夫への不満を直接ぶつける事が出来て結果的には良かったのではと思われる。
しげるが皆にお礼を言いながら謝っているとビラを拾った警官が訪ねて来る、タイミング悪く客の斎藤が白井さんと出て来て見付かってしまう、がゆかりの手刀て警官を倒してしまう。
警官をどこかに捨てて来なさいと話していると出口さんからケータイに電話がかかってくる、みつが慌てて出て「出口さん200万用意出来ました」と言うと「何で俺の名前知ってるんだ」そう出口さんは風俗のビラを見て電話してきたからみつの番号だと知らずにかけて来ていたのだ。
出口さんに違法風俗店の事がばれてしまいせっかく200万用意出来たのに勝手に商売をしていた為に再び殺されるピンチに陥る。
今度は全員が危ない。
そこで、ゆかりが手刀で倒すと計画を立てるが失敗に終わる。
本当に大ピンチだが何とか出口さんと藤巻を墨田夫妻が廊下で押さえている。
墨田さんが、障子を閉めろというので障子を閉めた。
その間に「風俗やってごめんね」「風俗行ってごめんね」と仲直りをする2人、ピンチになると本当の気持ちが分かると言う事だろうか。
そして、「あの人、助けて上げて~」と叫ぶ、すると掘ごたつの中から颯爽と上手いこと住む者武田登場。
墨田夫妻が何とか出口さんと藤巻を押さえてる間に皆無事に脱出する。
墨田夫妻が振り切られて部屋に入られた時は皆いなくなっていた、こたつが怪しいと覗き込む2人後から武田とみつが忍び寄り2人を倒してしまう。
のびている警官の手錠に2人を繋いでメモを残して3人まとめて何処かに捨てて来なさいと言う話しになる。
そして200万もう払わなくて良いんじゃないかと言う話しになるが鳥子は「払おうよ200万はちゃんと払おう、そうじゃないとこの2週間の意味がなくなっちゃう」と、そして皆そうだな、200万は払おう、そうしようと決める。
方法はともかく、理由はともかく2週間で200万作ると言う目標に向かって進んで行った事から結束が強くなり彼等なりに楽してばかりじゃダメなんだと気付いた瞬間じゃないかなと思う。
そして、鳥子は1000円でチーズケーキを買ってくる。そして独白、コンタクトにして眼鏡というフィルターを通さずに直接目に映る世界は嫌な事も有るけどそう悪い事ばかりでもない直接見える世界に僅かな温もりを感じた・・・(ゴメン、流石に台詞ちゃんと覚えてない)
「皆~、チーズケーキ買って来たよ~」で全員集まって来て(武田だけ風呂)・・・暗転。
感想って言うか粗筋になってしまった。
割りと孤独だった鳥子の人生が今後賑やかで楽しいものになって行きそうだと思うと少し幸せな気持ちになれた。
墨田夫妻も仲直り出来たみたいで良かった。墨田さんに「奥さんが風俗で働いていて平気なんですか」って聞いた時に「今日までって事で話し合いで」と答えてる時の川ちゃんと裕子の表情も良かった。
川ちゃんと裕子も幸せになって欲しい。
皆もきっと少しずつ良い方に進んで行くんじゃないかなと思わせる暖かいラストでした。
山田ジャパン、基本はコント仕立てのコメディで進んで行くんだけど単なるコメディで終わらない所が良い。
1回見ただけじゃ、ああ楽しかった、面白かったね。で終わっちゃうけど、2回3回見ていると話しの繊細さと言うか実はとても緻密な所が見えて来る。
でも、基本はコメディで笑える。
社会派エロコメディと言っていた人がいたけど正にだと思う、上手いこと言う“社会派”の部分がかなり深い。
まだ書き足りないけど俺の頭じゃもう限界か?
細かい所では、女性が風俗に勤める理由は色々あると細かい点までケアしてた事。
お金の為、好きだから、夫への不満、彼氏の為、人それぞれ理由が違う。
そういう所も何となくにしていない所も凄い。
何となくで演出していないし、役者さん達も皆何となくで演技していない、だから基本はコメディでもクオリティーが高いし胸に迫って来る物がある。
1時間50分、時間にするとそう長い時間ではないかもしれないが濃密な笑いながらも色々考えさせられる1時間50分でした。
自分も右に左に、行こうか行くまいか、色々あって流れ流され時には流れに逆らい今の自分がある。
過去を否定したくないから否定しないで良い人生を、やはり自分で思う道に近い人生を目標を持って進んで行かなければと思わされました。
山田能龍氏、素晴らしい演出家、そして作家だと思います。
そして、それを含めてのパッケージとしての山田ジャパン最高です。
この先が楽しみで仕方がないです。
上手いこと住む者武田はこの先どう住んで行くのだろうか・・・
通算5回目の観劇でしたが今日も良かったです。
全力を出し切ると言う言葉通りの素晴らしい舞台でした。
もうネタばれOKなので全力で感想を書き綴りたいと思います。
ほんの些細な事で、それこそ右に行くか、左に行くかで人生大きく変わってしまう。
悪い出来事だと思っていたら最終的には良い出来事になっているなんて事も人生には多々有る。
そんな話しが幾つも絡み合っていて見応えの有る舞台でした。
主人公の鳥子にしたって、仕事を辞めて収入が無くなった時に高校の同窓会がありそこで同級生のしげるに出会いラブホテルに誘われる(何もされないのだが・・・)。
そこで叔父の家を借りて住んでいる鳥子に部屋が余ってるなら貸してくれないかとしげるが頼んでくる。
1人じゃなく友人の川ちゃんと2人に貸してくれと頼まれ家賃の足しになればと言う気持ちと男と暮らしてみると言う好奇心から同居をOKしてしまう。
まさか自分の家が違法風俗店になるとも思わずに割りと軽い気持ちで。
しげるも何故違法風俗店をやらなければならなくなったかと言うと車を盗んで売り捌くと言う事をやっていてうっかり元締の出口さんの車を盗んで売り捌いてしまう。
そして2週間で200万用意しろ、用意出来なければ殺しますと言われてしまう。
出口さんは殺すと言ったら必ず実行する人で2週間で何としても200万用意する為に違法風俗店を2週間だけ営業しようと考え、鳥子の家を利用しようと鳥子に近付いた訳だ。
そして、その出口さん地元を愛し地元以外は認めようとしない地元のジャスコから半径1キロ以内で活動するフランチャイズ出口と呼ばれる男。
フットサルをやっているが地元で出来る場所が見付からず対戦相手も見付からず子分の藤巻にバスケはどうですか?と言われて地元で出来やすいと言われてバスケを始める。
始めたらすっかり嵌まってしまい今まで地元の人間しか入れようとしなかったのに隣町の人間でも構わないと地元愛が薄れてしまう、そこにしげる達の所のビラ配りのカルロスがやって来て鳥子の家の違法風俗店のビラを手にしてしまう。
今までだったら絶対に地元から出なかったはずなのにバスケに出会い地元愛が薄れてしまったばかりに・・・。
墨田夫妻に目を移してみよう、妻のゆかりは強い恐い奥さんと捉えられがちだが冒頭で夫がコンパ(誤解なのだが)に参加していると思い込み母の元へ旅立とうとしてしまう(首吊り)と言う弱い一面もあり夫が隣の若い眼鏡に現を抜かしている事に強い不満と不安があった事が感じ取られる。情緒不安定だろうか。
夫の方だが鳥子の家に盗聴器を仕込んでいる殆どストーカーである(冒頭の方で鳥子にはストーカーがいる、この間夜中にここにいたらの台詞で?とはなったけど)
そして、鳥子の家に人が増えて来たので盗聴器を回収に来て上手い事住む男武田と遭遇する。
そこで、しげる達が窃盗団で鳥子の家で違法風俗を始めると言う話しを武田とする。流石に住むのは難しいんじゃないかと墨田に言われるも武田はますますやる気になる。
墨田が家に帰った後に妻ゆかりが登場一部始終を聞いていた。
「どうしようかなぁ?」と一言残して去って行く。
そして、しげる達が違法風俗店の相談をしている所にゆかりがやって来て自分を雇いなさい、雇わないと警察に言うと脅し違法風俗店で働く事になる夫への復讐(愛の裏返し)の為に。
これだって、しげる達が越して来て違法風俗店を始めなければ働き出す事もなかった。
夫婦仲も更にどうなっていたか・・・。
違法風俗店開店後はバタバタと色々あって、1週間が過ぎ目標の200万どころか売り上げは半分にも届かない80万しかない裕子は貯金の20万出すと言う。
皆で相談している間に鳥子が「裕子さんが客を取れば良い」と言い出す。
生きるか死ぬかの時に極端に1人だけ貢献度が低い20万は最初からあった金だあった物を差し出すのは当たり前だ、皆して金を作っているのに一人電卓叩いてセコい狡いと言われる、回りに意見を求めるが皆同じ雰囲気。
裕子が分かった、でも恋人の川ちゃんに決めて欲しいと言った。
鳥子が川ちゃんを呼びに行こうと障子を開けると川ちゃんは障子の向こうで話しを全部聞いていた。
そして裕子にお願いが2つあると切り出す、1つ目を聞いてくれれば2つ目は言わなくて済むと言う。
1つ目は自分と別れてくれと自分と別れてどっか行ってくれないかとお願いする。
しかし、裕子は無理と受け入れない。
裕子の「2つ目どうぞっ」の声にじゃあ「お願いしま~す」と無理して明るい顔を作って元気に叫んでるけど表情には俺は何を言ってるんだ何でこんな事になってるんだ感が隠されていて裕子の返事にしても後ろ向いてるから表情は分からなかったけど一緒だったと思う。
そして、裕子は客を取る事に皆は浮かれて立ち去って行くが一人残されうなだれる川ちゃん、一人取り乱す鳥子、そこへ父からの電話「変わりないか?」の問いに「変わりない、変わりないよ、とおさ~ん」と叫ぶ鳥子。
この時点で彼女の人生は大きく変わってしまっていたのに。
胸が痛むシーンでした。
そして、2週間後何とか200万たまり1000円余ったので鳥子に家の使用料として手渡される、少ないけど気持ちこもってるからと、受け取る時の鳥子の表情や回りの雰囲気で2週間の間に連帯感と言うか仲間意識みたいな感じが芽生えた事が感じられた。
墨田さんは違法風俗店に通っているのがばれて妻のゆかりに酷い目にあわされてしまう(本人曰く話し合い)がゆかりも夫への不満を直接ぶつける事が出来て結果的には良かったのではと思われる。
しげるが皆にお礼を言いながら謝っているとビラを拾った警官が訪ねて来る、タイミング悪く客の斎藤が白井さんと出て来て見付かってしまう、がゆかりの手刀て警官を倒してしまう。
警官をどこかに捨てて来なさいと話していると出口さんからケータイに電話がかかってくる、みつが慌てて出て「出口さん200万用意出来ました」と言うと「何で俺の名前知ってるんだ」そう出口さんは風俗のビラを見て電話してきたからみつの番号だと知らずにかけて来ていたのだ。
出口さんに違法風俗店の事がばれてしまいせっかく200万用意出来たのに勝手に商売をしていた為に再び殺されるピンチに陥る。
今度は全員が危ない。
そこで、ゆかりが手刀で倒すと計画を立てるが失敗に終わる。
本当に大ピンチだが何とか出口さんと藤巻を墨田夫妻が廊下で押さえている。
墨田さんが、障子を閉めろというので障子を閉めた。
その間に「風俗やってごめんね」「風俗行ってごめんね」と仲直りをする2人、ピンチになると本当の気持ちが分かると言う事だろうか。
そして、「あの人、助けて上げて~」と叫ぶ、すると掘ごたつの中から颯爽と上手いこと住む者武田登場。
墨田夫妻が何とか出口さんと藤巻を押さえてる間に皆無事に脱出する。
墨田夫妻が振り切られて部屋に入られた時は皆いなくなっていた、こたつが怪しいと覗き込む2人後から武田とみつが忍び寄り2人を倒してしまう。
のびている警官の手錠に2人を繋いでメモを残して3人まとめて何処かに捨てて来なさいと言う話しになる。
そして200万もう払わなくて良いんじゃないかと言う話しになるが鳥子は「払おうよ200万はちゃんと払おう、そうじゃないとこの2週間の意味がなくなっちゃう」と、そして皆そうだな、200万は払おう、そうしようと決める。
方法はともかく、理由はともかく2週間で200万作ると言う目標に向かって進んで行った事から結束が強くなり彼等なりに楽してばかりじゃダメなんだと気付いた瞬間じゃないかなと思う。
そして、鳥子は1000円でチーズケーキを買ってくる。そして独白、コンタクトにして眼鏡というフィルターを通さずに直接目に映る世界は嫌な事も有るけどそう悪い事ばかりでもない直接見える世界に僅かな温もりを感じた・・・(ゴメン、流石に台詞ちゃんと覚えてない)
「皆~、チーズケーキ買って来たよ~」で全員集まって来て(武田だけ風呂)・・・暗転。
感想って言うか粗筋になってしまった。
割りと孤独だった鳥子の人生が今後賑やかで楽しいものになって行きそうだと思うと少し幸せな気持ちになれた。
墨田夫妻も仲直り出来たみたいで良かった。墨田さんに「奥さんが風俗で働いていて平気なんですか」って聞いた時に「今日までって事で話し合いで」と答えてる時の川ちゃんと裕子の表情も良かった。
川ちゃんと裕子も幸せになって欲しい。
皆もきっと少しずつ良い方に進んで行くんじゃないかなと思わせる暖かいラストでした。
山田ジャパン、基本はコント仕立てのコメディで進んで行くんだけど単なるコメディで終わらない所が良い。
1回見ただけじゃ、ああ楽しかった、面白かったね。で終わっちゃうけど、2回3回見ていると話しの繊細さと言うか実はとても緻密な所が見えて来る。
でも、基本はコメディで笑える。
社会派エロコメディと言っていた人がいたけど正にだと思う、上手いこと言う“社会派”の部分がかなり深い。
まだ書き足りないけど俺の頭じゃもう限界か?
細かい所では、女性が風俗に勤める理由は色々あると細かい点までケアしてた事。
お金の為、好きだから、夫への不満、彼氏の為、人それぞれ理由が違う。
そういう所も何となくにしていない所も凄い。
何となくで演出していないし、役者さん達も皆何となくで演技していない、だから基本はコメディでもクオリティーが高いし胸に迫って来る物がある。
1時間50分、時間にするとそう長い時間ではないかもしれないが濃密な笑いながらも色々考えさせられる1時間50分でした。
自分も右に左に、行こうか行くまいか、色々あって流れ流され時には流れに逆らい今の自分がある。
過去を否定したくないから否定しないで良い人生を、やはり自分で思う道に近い人生を目標を持って進んで行かなければと思わされました。
山田能龍氏、素晴らしい演出家、そして作家だと思います。
そして、それを含めてのパッケージとしての山田ジャパン最高です。
この先が楽しみで仕方がないです。
上手いこと住む者武田はこの先どう住んで行くのだろうか・・・