
戦時中に土壌汚染される爆弾を落とされ人間が住めない土地になった後、汚染されなかった土地に住んでいた生き残りたちの祭祀として引き継がれてきたヤマタノオロチに人身御供を捧げる祭の話。
怖いね。
人に対する抑圧みたいなもので信仰とかって生まれるものなんだと思える。
時代が代わるとその信仰してる祭祀とか仏とか変化してゆくって内容は現代でもそういう事が言えるんだろうと思う。
今、日本の仏教だって、宗派がいろいろあって、どの宗派も仏教なのにその教えって違うものになってるじゃん。
元の恐ろしいしきたりみたいなのを知らないで形式化した祭をやる人たちは幸せだと思う。
引き込まれて読んだけど、人の見えない世界の呪いみたいなものって恐ろしいよ。
ヤマタノオロチを殺したスサノオノミコトみたいに畏怖する力に抗おうとする力ってすごいよね。
革命を起こすのは恐れない心を持った守りたい人がいる特殊な感覚の持ち主って気がする。
読んでて思ったけど平穏に暮らすためにはしきたりを変えないようにしなきゃだもんね。
抗おうとする力は愚か者に見える。
いろいろ難しく言ったけど、この本じたいが難しかったから、難しく書こうと思って書きました。
簡単に言うと、長いものに巻かれろみたいな精神の主人公はマンガのストーリーとして成り立たないってことかな。
結構面白かったよ。