父の日に贈る、防災セットは不完全でいい。
２０１８年の父の日に防災セットを贈ろう♪
と防災仲間と共に言い出したのが
今となっては懐かしい(*´ω`*)
当時は、ゼロに近かった
父の日防災ギフトでしたが
今は、防災グッズ販売企業の
がんばりもありポツポツと出て
きましたね♪
私の８０代の父もそうでしたが
あまり重たいものは持てません。
動きもスローで、リュック等も
背負うのに時間を要する。
シニアの避難は、早め早めが
原則ですけれども
台風や大雨などは早めの予報で
対応可能ですが地震は、突発的
なもので予期できません。
だからこそ、最低限でも良いので
こういうサッと背負えるものは両手
も空いていいですね。
完全な防災セットは販売されてません。
でも、これも不完全な防災セットです。
そもそも、完全な防災セットなんてない
とやまぐちは思ってます。
防災士が考えようと
防災備蓄アドバイザーがセットしようと
防災のプロが監修しようとも
お値段の高低にも関わらず
完全なものなんて創れません。
完全なものは創れない。 理由とは？
何故、完全なものが創れないのか？
それは、お一人々健康状態や体力
嗜好も思考も違い、住居携帯も
同居家族の有無等も全て微妙に
違うから、１つのパターンの防災セット
を創っても対応しきれないことが多々
あるからなんです。
例えば、
シニアの場合、背負い持参できる
アイテムの重さは個人差がありますし
中には、身体が不自由で持てない方
もおられます。
また、防災セットにセットされている
長期保存食品がお口に合わない方も
おられます。
尿もれ等が気になって早く、遠くまで
歩けない方や
軽い認知症が入っている方などは
災害時にパニックになる可能性も
でてきます。
だからこそ、
この様な防災セットを届いた時に
改めて、ご本人が中心となり
ご家族で考えてみていただきたいんです。
きっと色んな改良ポイントが
生まれてくると思います。
例えば、
防災セットを前にすると、いつもは
妄想で終わることも、より具体的な
イメージが湧き出ると思います。
やまぐちが父に贈った最初の防災セット
より具体的にイメージ深める為に、シチュエーションを特定してみる。
独りの時に起こった【 震度６地震 】の時はどうする？
避難勧告が出そうな大型台風や大雨の時はどうする？
早朝に起こったらどうする？
夕飯時に起こったらどうする？
この様に、家族と共に話あったり、
独りで具体例を挙げて突き詰めて
考えてみるなりしてみてはじめて
完全に近い防災セットができるんだと
やまぐちは思います。
なので、今年の父の日は
床置きが増えがちな実家の
片付けをしたり
防災セットを持っていって
一緒に開封しながら
お父様とこれからのこと
考える機会を創ってみませんか？
最後までお読みいただきありがとうございました。
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