鼓膜
ちょうど到着1時間前ぐらい、飛行機が高度を段々と落とし始めたあたりでした。
映画「ゲロッパ」を見終わった俺は眠くなって、着陸するまで寝ようと思い眠りかけた時・・・
「うわ~!鼓膜が破れた~!!」
と叫ぶザ・バーコード・オッサン。
見事に起こされました。
すかさず、スチゥワーデスが駆けつけてくる。
スッチー:「お客様、どうなさいました?」
バカ:「鼓膜が破れたんですよ!」
鼓膜が破れたなら、何も聞こえないはずだろ。
とか思ってたのですが、この人予想以上に面白かったです。
狂ったように「痛い!」「おかしい!」「変だ!!」「なんじゃこらぁ?!」とか叫びだして…最後の台詞に突っ込みを入れるならば…
撃たれてません。
もちろん、鼓膜も破れているはずがなく、気圧の変化で耳がキューンとなる現象のことを勘違いしていたのでしょう。
スッチー:「お客様、鼓膜は破れてはいないと思いますが・・・」
バカ:「でも、さっきバリバリって言ったんですよ!!」
知るか、と。 いい加減眠らせてくれ。
バカ:「あ!ほら!!今も破れてる!!痛い!痛い!」
この人はいったいいくつの鼓膜を持っているのでしょうか。
このあと、スッチーによる指導が始まりました。 そんなマニュアルがあったのかどうか知りませんが、なかなか落ち着いて説明してました。
スッチー:「落ち着いて鼻をつまんで、鼻から息を出してください。」
バカ:「鼻をつまんでたら、息が出るわけないでしょ!」
このツッコミには不意を突かれて、なかなか良い突っ込みで噴出してしまいました。 お前ら漫才やっとんか。
スッチーの言いたい事はよく分かる。耳抜きをしろと言っているのだ。
しかし、何せバカは鼓膜が破れているのでパニック状態。鼓膜が破れているのに耳が聞こえている矛盾にも気付きません。
このあともスッチーはがんばりました。
落ち着いてあくびをしろやら落ち着いて唾を飲み込めやら落ち着いて深呼吸しろやら。
まずは落ち着けと。
というか、他の人の迷惑になるので、黙れと。
結局着陸後も彼の鼓膜は破れたままでした。
皆さんも鼓膜の破りすぎには注意しましょう。
------------------------------------------------------------------------------------------
サイトからの過去ログサルベージですが、なつかしい。
現実に起こった爆笑経験とかって、文章にすると実はあんまりおもしろくなかったりします。(俺の文章力がどーのこーのっていう突っ込みは忘れて)
ですが、この経験は、割と文章とフィットして、「オッサン、感謝」とか思ったのを覚えてます。
それでは、又気が向いたらサイトのほうから持ってこようと思います。