毎日、自転車で家から4キロ離れた
がんセンターに通いました。

その日は朝ごはんだけ食べて
ダッシュで行きました。
お昼過ぎ
確か2時位から手術だった気がします。

それまでは出来るだけ長く一緒に居たいと
思っていた。

不安がってないかな?
がんの手術だし、
術後は、結構痛みと不便さで大変だと
手術した方のブログに書いてあった。


がんセンターに着いたら、
夫はいつも通り笑ってて、
いつもと変わらない朝みたいだった。


もう今までみたいに喋れないかもしれないと思って、
喋っているところのムービーを撮った。

絶対、愛してる。って言わない人だったけどこの日お願いしたら
小さい声で「愛してる」って言ってくれたラブラブラブ


朝ごはん食べたよ~とか
美味しかった~とかの話をしていると
あっという間に手術のお迎えの時間に。


手術室に一緒に入る看護師さんが迎えに来てくれて
2人でついていく。
手を繋ぎたいけど、病院内だし
なんかダメな気がして繋げない。

連絡通路を通って別棟の初めて行く場所に向かい、扉の前まできた。


看護師さんから
「ご家族の方はここまでで」と言われたので、
私は「頑張ってね」しか言えずに
「うん」って笑った夫はそのまま
振り返らずに扉のなかに消えていった。



姿が見えなくなって涙が出てきたけど、
夫が一番しんどいんだって思うと、我慢が出来た。