コモさんにとって 生きることがお仕事♪ なんだそうで、


私においては 頑張らないことがお仕事♪ なんだそうです。


「そいつは ぬるいねえ、コモさん」 と笑うと


「お風呂はぬるいほうが気持ちいいかやなあ」 と笑い返されました。


そこで ふと、思い出しました。


まだ中学に上がる前、読んだ本に 


確かに歳を重ねられた婦人の言葉が記載されており、それは、


「苦労ばっかりしてきたけど、そこで自分は頑張らなかったから 良かったと思う」


というもので、当時の私にはなんとも刺激的だったのです。


「苦労してきたけど、楽しかった」とか


「頑張ってきたことは 自分のためになった」とか 


そういう分かりやすいものではなかったのです。


ほんわかとした雰囲気にも増して、気丈なものを強く感じさせる婦人で、


いわゆるイージーゴーイングな発想から、上の言葉が出たわけではないようです。


その頃からでしょうか、


奇抜な生き方や言動より、刺激的な人となりに惹かれるようになったのは。


「苦労ばっかりしてきたけど、そこで自分は頑張らなかったから 良かったと思う」。


並大抵の苦労なら、


苦労したとは言わなかったんでしょうね、この婦人は。


そんな気が今も します。