私は客先を訪問する途中で商売が繁盛している店とそうでもない店の違いを現地・現物・現場で感じるように意識して行動するようにしています。最近感じた主要なポイントを、以下記載させていただきます。読者の方の商売に有効活用していただければ幸いです。

 

◆ポイント

 1.立地の重要性

  …駅近の食品スーパーや外食店を展開するチェーンの店舗はオープンしてから何年経ってもつぶ

れることなく、客層の変化に伴い商売を繁盛させているように感じます。あくまでも一例ですが、とある食品スーパー内にあるフードコート内のショップにおいては店舗が出来てからとあるハンバーガーチェーンが営む店舗は生き残っていますが、たこ焼きやお好み焼きを提供していた店舗は撤退をよ

ぎなくされていました。一方で、駅から遠い専門店は撤退している傾向にあります。例えば、鮮魚店

やケーキ屋、飲料・食料に特化した安売りスーパーです。鮮魚店については駅近にあるGMSみた

いな箇所でテナントの入れ替えがあり、質が良くて値段が比較的安い鮮魚販売店が進出してから業

績が悪化したと私は感じております。また、ケーキ屋については新型コロナウイルス感染症の影響

で、家の中で過ごす時間(お家時間)が多くなったことで、ケーキも自身で作るようになったことも一因ではないかと私は感じております。

 

 2.特徴あるサービスの提供

  …立地が悪くても、美容院は生き残っている傾向にあります。商圏次第ではありますが、駅近で歩いていけるところ、郊外にあり車を利用しないとアクセスが不便なところ等、様々です。立地だけではなく、店舗の雰囲気やスタッフの腕前や接客サービスの質等、色々な要素で成立していると思い

ますが、各店舗を支持する客が固定化しているように感じます。また、以下記載ジャンルについて

も生き残っております。

  ・病院(クリニックモールがあり、それぞれが競合しないよう、科が分かれている)

  ・歯医者

  ・ドラッグストア・薬局(調剤)

  ・動物病院(トリミング・ペットホテル) 等

 

 3.塾店舗(教育サービス提供店舗)の繁盛さ

  …塾については勢いがあると感じております。具体的に現地・現物・現場で感じていることは、以下記載の通りです。

  ・集団授業をするだけでなく、生徒1人に対して先生1人が生徒の習熟度を踏まえてサービスを

  提供いていく。

  ・自習室を準備し、先生に質問できるようにしている。

 

成果である進学先だけでなく、生徒の状況に応じたサービスをどれだけ提供できるかがポイントだ

  と感じております。

 

  ターゲットとする顧客から利便性を感じてもらう「立地の良さ」、競合店舗と差別化したそこならではの「オリジナルサービスの提供」、自身の大切な存在にはお金を出し惜しみしない「普遍的なニーズの把握と対応」を兼ね備えることで、商売を繁盛させていくヒントが隠されているのではないでしょうか。