実は私、四人兄弟の末っ子でして。

それも、上3人が男で、私だけ女。1番上の兄と私は12才、3番目とでも7才離れています。

…と言うと、皆さん、こうおっしゃいます。

「姫やんおねがいチヤホヤされたんやろニヤリ

ところがドッコイ(古ぅ!)、チヤホヤどころか、完全なる味噌っかす扱いされてた私爆笑

そりゃまあね、これだけ歳が離れていたら、兄たちには出来て私には出来ないことなんて、たーっくさんありましたよ。しょうがないやん、ちっさいんやからえー

しかーし、容赦ない兄たちは、姫のはずの私に向かってこう言い放つのです❗️

「こーんな当ったり前の事もわからんの?
「こんなん出来て当たり前やのに出来んの!?

今ならもちろん、当ったり前やん、無茶言いなやムカムカって言い返します。でもね、当時は素直な良い子(自己評価)だったので、こう思う訳です。

「あ~、私って当たり前の事が出来ひんのや~、当たり前の事がわかってないんや~。」

ま、だからと言って特別に何か努力したわけではないのですが。でも、その当時の私と友人たちとでは、『当たり前』の基準が大きく違っていたことは間違いありません。

想像してみて下さい。

高校生が小学生のテストを解いたとしたらキョロキョロキョロキョロキョロキョロ。で、💯取るのが当たり前。
高校生と小学生がキャッチボールしたら。
高校生と小学生が一緒に料理したら。
その他諸々。

ね、無理やん爆笑



思えば何とも無駄な劣等感を抱いていたものです。兄たちめっプンプン
でもまあ、良く面倒見てもらったから、許してあげよう(何故に上から?)。
何だかんだ言っても私は兄たちの事が好きだし、兄たちも妹の私をかわいく思っているのです(そうだといいな😅)。




そんな子ども時代を送った私は、自分の思う『当たり前』を基準に考える事が出来ません。自分がこうだから、あなたもこうでしょ❗️だなんて、口がさけてもいえません(>_<)


自信があるなしの問題ではなく、人それぞれの環境や考え方があるのだから、私の当たり前は、私にしか通用しない。あなたのも、あなたにしか通用しない。どうしても、そう考えてしまうんです。

あ、でもね、他の人の基準を押し付けられるのは、大丈夫😃✌️慣れてるから(^_^ゞ     
私の方からは押し付けないようにしたいと思ってます。まあ、こればっかりは、私がそう思っていても、受け取り手の人から見ればどうなのかはわかりませんが😅



みんなが、自分や他の人達の『当たり前』をそれぞれに尊重出来たら、無駄な齟齬や争いも減るんじゃないかな~って、ぼ~んやりと思うのです。