JHBSのパン教室を始めて、7年目になりますが・・・

初めて今年、講師の試験を受ける生徒さんを出すことになりました。

 

講師の試験科目は以下の通り。

・山型食パン、あんパンの提出と実技

・パンの基礎知識に関する筆記試験

 

上級に進んだ生徒さんから「講師試験を受けたい」と言われてから約1年間。

実は、密かに実技の練習をしておりました。

だって・・・

私がちゃんとできなきゃ始まらない。

 

問題は「山食」。

↓データをノートにまとめたり・・・

「山食祭り」と題して、アップできそうなのは載せてきました。

(ホントはひどいのをたくさん生産してきました)

おそらく、私が試験を受けるんじゃ?って言うくらい作ってきたと思います。

 

「師範」の名に恥じないよう・・・というプレッシャーもありましたが、

何よりも、生徒さんが困らないようにという思いが一番でした。

 

迷宮に入りそうになった時は、友人からアドバイスをもらったり

思い切って先生に相談させてもらったりと

今まで自分なりに解決策を模索してきたつもりでしたが・・・

 

作っても、まあまあ上手くいったかなと思うのは正直3割くらい。

どうも、今ひとつ自分の技術に確信が持てず・・・

いつもモヤモヤしていました。

 

そうこうしているうちに試験の日は近くなり

来週は、初めて試験の事前講習を受けることになりました。

要するに、指導する立場として、間違った技術が身についていないかチェックしていただくわけです。

 

そんなにひどくはないと思うけど・・・

不安がある分、ダメ出しされるのがちょっと恐いと思う気持ちは拭えません。

 

新年早々の山食祭りもイマイチだったし・・・

 

何かがちょっとずつ違うことだけはわかるんだけど

はっきりしないことにモヤモヤ・・・

 

モヤモヤモヤモヤ、もやもやもやもや・・・・

 

していたら、突然ふと思い出したことがあり

早速今日実行してみました。

 

1回目

2回目

3回目

 

割れ目

ピキリ

 

なんか・・・ナンカ・・・

今までと違う手応え有り

 

「大胆且つ繊細に」

これが今日のポイント。

今までのモヤモヤが一気に無くなり、目の前が開けた感じ。

 

そして、気が付きました。

「これ、先生がやっていたことじゃんっ」って・・・。

 

そう、ちゃんと教えてもらっていたのに、

私がいつのころからか、やっていなかったことを思い出して

ただやっただけだったんです。

 

自分の解釈でやるべきことをやっていなかった。

どこかでねじまげていたんですね。

 

今まで何をやっていたんでしょうか私は・・・・

なんという道草、遠回り・・・

 

いや、だからこそ今ここにたどり着いたと思いたい(ポジティブ?)。

 

やっと、思い切り事前講習が受けられます。

合っていようが間違っていようが、自分のやり方に確信が持てたから。

これでダメ出しされても、何が間違っているのかはっきりわかるからです。

 

やっぱり、私の「自信」は「失敗」から生まれるものなんだと

改めて思い知らされました。

 

なんか、長々とすみません。

嬉しくなって、つい・・・

 

とにかく、あと2ヶ月。

生徒さんと一緒に頑張ります