私の教室は、1クラスの生徒さんが2~3人という少人数制なので

学校のレシピの1単位では多い場合がほとんどで・・・

レッスンの人数に合わせて材料の分量を調整して仕込みます。

 

そんなわけで、計算ミスで分量を間違えてしまうことがよくあるんです

今日もやってしまいました・・・懺悔です

 

レッスンは上級クラスの「カイザーゼンメル」と「ビスキーロール」。

生徒さんが来る前にビスキーロールを捏ねようと、仕込み水を投入したところ・・・

なんかビシャビシャと音がして、明らかに変な感じ

 

あ~~っ、やっちゃった

修正しようとバタバタしているところへ生徒さんがやってきました。

見るからにいつもと違う雰囲気を感じ、戸惑う生徒さんに事情を説明し・・・

「こんな失敗したら、こうやって修正するから見ていてね」・・・なあんてタダでは起きない私

 

計量してみるとやはり水分が多かったので、他の材料の分量を増やしてなんとか立て直しました。

タイムロスはあったものの、貴重な材料を無駄にすることだけは免れました。 ほっ

 

動揺を抑えてレッスン開始です。

 

まずは「ビスキーロール」のクッキー生地を作ります。

渦巻きにするため、生地は2色に。

 

仕上げ発酵した生地にのせると、切り株みたいでかわいい

 

「カイザーゼンメル」はゼンメル型を使い、独特の模様を付けます。

「9時の方向から12時の方向に思い切って回す・・・。」

生徒さんがつぶやきながら成型していました。

それ、すごく解りやすい

いただきですっ

 

焼成前。模様がきれいに出ています。

 

美味しそうに焼けました

 

お楽しみメニューは「ガレット・ココ」。

意外と緻密な作業なので、手伝ってもらいました。

 

カイザーゼンメルにはグラタンを詰めて焼き、ようやく試食タイム

 

開始早々色々ありましたが・・・

生徒さんの協力のおかげで、無事に時間内に終わってほっとしました。

迷惑かけて、本当にごめんなさい

 

さてさて・・・

「ビスキーロール」の生地は、途中で分量を増やしたので余りが出たはず・・・?

ちょうどパウンド型1本分のような気がしたので、とりあえず詰めて焼いてみましたよ。

比容積とか全く考えていなく、無理矢理詰め込んだ感もあり・・・

おもいっきり凸凹しちゃってる

 

でも「ウイーン風ブリオッシュ」に似た、とても美味しい生地だから

明日の朝食でいただきます

 

予定外の副産物なのでした。