本日の生徒さんの楽曲


ショパンエチュード黒鍵♬ですが、

練習すればするほど様々なテクニックが見えてきます♬



全体の譜読みもなんとなくの両手もざっとこなしてくれているので、

完成度を高めてゆくためのレッスンを行いました。


自分のものにその音楽をしてゆくためには、

とても細かく一つ一つの音を見つめてゆかなくてはなりませんが、その時に、今まで練習してきたところも考察がまだまだ足りないことに気づきます。


この曲は


2ページ目の5段目までを綿密にみてゆけば8割は完成したといえるくらい、そこまでの内容が濃ゆいと思っています。


そこまでは、右手の黒鍵で奏でる華やかさを魅せるテクニックがほぼ2小節ごとに、コロコロ変わります。


見本を見せながら、解説していって、

生徒さんにゆっくりでノーミスで弾けるようにね!と声かけをしてゆきます。

ミスを重ねるとせっかく指導した

テクニックがミスで固められてしまうので、

慎重に進めます。


右手の


打鍵の圧力

手のひらの回転の仕方

重要な指の指示

手首の魅せ方


など、本当に細かく指示します。


後半部分は、

先ずは、終わりの

オクターブを決めること!

が、練習の完成を早めます!


最後をきっちり決めれるようになると、

全体を把握するスピードが増します!


どの曲を学ぶ時にも共通すると思います^ ^。


そして、

紫の部分をかっこよく弾けることが

より、曲を成功に導くので、

今日はここを丁寧にさらいました!


次回は、

残りの部分を攻略してゆきますが、


最終ページは、実は右手はそこそこ弾けている程度でよしとし、それよりも左のテクニックと表現を何より重視することがポイントです!


また、3ページ目の

57小節目からのテクニックは

1と2の指をしっかり区別しながら

際立たせてゆくことを意識すると、あっという間に弾けます、


こういうテクニックは、黒鍵にあと何箇所か出てきます!


細かな繊細な表現と、着眼点はレッスンすればするほど出てきます!

魅力的に弾けるように、

自宅練習は少なくても済むように、工夫したレッスンを考案したいと思います!