昨日^ ^
手関節の異常🫱疑いのため、紹介状を持って、スポーツ専門の整形外科を受診しました。
そこは、恐らくバリバリスポーツなさる選手達の通う所。担当の先生がその道の方を多く抱えていらっしゃる場所です。
結果は異常なしでした。
いつもは、過激な練習でオーバーワークしたり、うっかり転んで手をついたり、何処かでぶつけて腫れさせたりした場合、二、三日用心した後は、練習をしながらほぐして、馴染ませてゆき治癒してゆきますが、今回はなんとなく念のために近くの整形外科を受診してみよう!と、先日レントゲンを撮っていただいたら、
痛めている方の手関節の骨の一つが萎縮し、さらに手関節同士の隙間が空いている、との指摘を受け、もしかしたら手術の可能性もなきにしもあらず、ということで、本日、スポーツ整形外科を受診へ、という運びになりました。
そのスポーツ専門医様は、
このレントゲンで異常はないし、MRIを取る必要性もないです。
そして、今現在の痛みは、
単なる「ドケルバン腱鞘炎」ですね^ ^
とおっしゃり、
診察はそこまでで終了!
骨に異常なしとの結果が出たので、これで晴れて心置きなく練習できます!!!
ドケルバン腱鞘炎の痛みは、ある決まった角度によって出るのですが、
整形外科の先生方もおっしゃいましたが、使わないと固まるし悪化します。
私も、実際大いにそうおもいます。
私の痛みはこの二ヶ月練習をサボったために悪化しました。つまり、固まり稼働域を狭めてしまいました。
腱鞘炎のような症状になってきたら
使い方を変え
稼働域を狭めない努力をすること!
音楽家なら当たり前の処置です。
今回は完全に練習をサボったバツです^ ^。
結局二ヶ月ほど、ウダウダ痛みがあるのですが、
2日前、何気なく家にある鎮痛剤を服用してみたら、
痛みが減りました。
その薬は、💊かの有名な
ロキソニンです。肩こり用に内科で処方していただいたものです。
私は薬で治まったのを契機に、早速ピアノに向かい広げる訓練と、日常では、今まで痛かった動作をしてみるなどをして、通常の動きを少しずつ試してみたところ、ほぼ動きが戻りました。
ただし、薬が切れると、痛みはまた戻りますが、稼働域は広がり動きやすくもなります。
スポーツ専門医様も、
お望みならば、
痛み止めの注射💉ならできますし、
よほどの、痛みなら手術もできますよ!
とおっしゃっていました。が、当然、
自然治癒に任せます!と返事しました。
我々楽器奏者の手首の動きは、非常に繊細なので、手術や注射は論外です。
弾きながら治癒させる方を選ぶのが主流ですし、先生も楽器するなら、これはもう慣れてますね、という風な感じでした^ ^。
ロキソニンを服用して💊気づいたことは、
私のようにピアノとバイオリンの練習が原因の腱鞘炎は、発生源は筋肉疲労の痛みなので、疲労を取りさることが大事だと思いました。
筋肉と骨の癒着もあると思います。
だから、
手の先まできっちりと栄養を届かせ、
手首をしなやかに保ちながら運動させ楽器を弾くこととは別の、楽器から離れた運動が必要であると思いました。
そして、
手の痛みに関して、
ドケルバン腱鞘炎の他に
✨母指CM関節症
もっと厄介なのが、
✨キーベック病があります。
事前にいろいろ踏み込んで調べたのですけれど、
キーベック病は、
手関節の中でも、骨の並ぶ真ん中に位置し、骨と骨に囲まれているため、血流が不足し骨が破壊される🦴症状が出るそうで、よく手を動かしている方なら誰もが最も気をつけた方が良い病です。一般には原因不明とされた病ですが、一因には使いすぎによる血行不良が挙げられるそうです。
幸い今回は骨に異常がありません、
との診断をいただきましたが、
楽器を弾く上で、
手の骨を守ることも必要で、
日常に練習の後
✨手の疲れを取ること
✨血流を良くすること
✨栄養と水分を手に満たすこと
が、必要だと痛感しました。
明日から思い切りバリバリまた練習し、
生徒さんの指導でも、沢山一緒に弾いてゆきます!
同時に生徒さんたちにも手首のケアも教え、
絶対に手を痛めない奏法に関しては、今までと変わらずこれからも伝授してゆきます!
私はとても、手が小さいので、奏法に関してかなり気を使っています。
幸い、それが講じて少ない力で
遠くまで音をパワフルに行き渡らせ、尚且つ弱音も隅々まで響かせる奏法を持っています。
当然、生徒さんたちも、そのように演奏するようになります。
これは、私のこれまでの沢山の先生たちからの教えと自己研修によるものですので、自信を持って指導しています。
手の痛みで、二ヶ月ほど要らぬ回り道をしてしまいましたが、結果的には良い経験になりました。
これまでついつい練習のハードワークな方ばかり注目していましたが、
手の休ませ方や、ケアにも力を注ぎます!!
✨以前習っていた女流バイオリニストであるバイオリンの先生は、私よりも手が小さく、いつも、練習に伺うと私の手がとても大きく見えました。
レッスン中、さまざまな音楽のお話を伺っていましたが、手のケアについてもお話していたらまた楽しかっただろうな、、、と思います^ ^