ピアノのテクニックの引き出しはたくさんあればあるほどよいです❣️
私は趣味でバイオリン🎻を習っていますが、基本的な奏法を身につけるだけで四苦八苦しています。自分で研究に研究を重ね、レッスンでの指導に重ね合わせて習得してゆく努力をしていますが、ピアノ🎹と同じように、テクニックは一種ではないので、それらをどのように学んで身につけてゆくのかな?と少し先を見てみたい気持ちになっています。
そう考えると、
ピアノ🎹も膨大にテクニックがあります。
それは、音色に直結するものであり、イコール技術です。
生徒さんたちには超初期からそれらを教えているのですが、それは楽譜に出てきた時にその都度細かく指導をしています。
また、とても小さな生徒さんには、
無理なく演奏できるように、基礎のテクニックはガチガチに固めてしまわぬよう
センスのよいテクニックの方向へ進めながら、理想形の許容範囲を広めて、その子に合った奏法の指導をしています。
つまり、最低ライン守ってほしい形をキープし、その子が自然に弾ける手の形を優先して教えています。
手首のラインは特に注意しています。
まだ手首の力がない子供に、手首を安定させる方向への指導するなどして無理な負荷をかけるのは、将来良くないかたちをうみだしてしまいます。
ポイントはその子が楽に弾けて楽しいと感じているか?をよく観察することを心がけています。
で、その上で、基本のテクニックから
音色を綺麗に持ってゆくために、技を増やしてもらっています。
その蓄積が、その子にふさわしいテクニックとなり、美しいフォームと音になります。
テクニックの種類を増やすと
楽しいですし、より無理のないタッチで弾くことができます!
例えば、皆さまご存知の
スタッカートは、概念から説明すると、
トランポリンだったり、
熱い鉄板の上を触った時だったり、
シールのくっついた指だったり、
いろんな種類がありますが、
大元は、
トランポリンも鉄板もシールも
地面に足がついているところがスタートです。
つまり、
上からたたくのでなく
指は鍵盤の上にいることがスタート地点です!その後指がどんな動きになるかが、
スタッカートの概念です。
そういうことを理屈でなく教えることができるのが幼稚園時代です。
幼稚園時代は説明はなしで、私の見本と、少しの言葉がけで子供の想像力と洞察力で弾けてしまいます!
所謂脳の柔らかさの利用です!
小学生からは、そうはゆかず、事細かな説明が必要です!!
また、スタッカート以上に名前のなきテクニックが山ほどあります。
先日、三年生の方の
ホール•ニューワールドで出てきたグリッサンドについての私のレクチャーをお見せします^ ^
ちょっとした説明ですが、この説明で、指先を使い、さらに、鍵盤の上3ミリ程度の浅いタッチが実現しました。
鍵盤を浅くタッチするには、指先一点に集めた力が必要で、それは握る力であり、親指を中心とした少しの柔らかな筋肉を使う、と言うことです^ ^
身近なケースに変換して
身につけゆくピアノテクニックは
素敵な音色に直結します!
昨日はドビュッシーを弾くための
筋肉トレーニング法を別の生徒さんにお教えしたので、次回、こちらも披露したいと思います。
ドビュッシーは親指を除く指の第二第三関節をグニャグニャにしなくてはなりません。
これはバイオリンを持つ左右の手にも共通するのでは?と思っています。
余談ですが
バイオリンの弓の動かし方では、包丁を握る手に力を抜いた切り方の動作を採用しています。
力を抜く!ということを
包丁で学んだことを応用して
手の負担を減らす!!
同時に
日常生活で手に負担をかけない
方法を研究中🧪です!