ヴァイオリン無伴奏パルティータは、まさに奏者のバッハ観が浮き彫りになる大変どっしりとした作品。だなぁ、、と思います。


今、私は、

そのヴァイオリンパルティータ3番より「ロンド風ガボット」をラフマニノフが編曲したピアノ🎹譜面を練習中ですが、

やはりヴァイオリン譜面が欲しくなる病にかかっています。。


ヴァイオリンはロクに弾けもしないので、まさかこんな本格的な楽譜を購入しようか!なんて思いもよらず、クラッシック洋書専門書店の楽譜屋さんに行った際にも、全くその楽譜を手にしたこともないので、どのような楽譜があるか見当がつかずちょっと途方に暮れています。。

大体、どの版がメジャーなのかしら??とか、、いくらくらい?とか??

どのくらいの太さなの??とか。。


今週は木曜日まではレッスンをお休みして

事務とピアノ🎹暗譜に集中し、外出予定はないので、楽譜だけを買いに梅田や神戸にも出る気力がなく、せいぜい近所のスーパーで買い物はすませる予定で動いていますし、そうかといって、気軽に梅田の楽譜ササヤ書店さんに電話注文するには

譜面が大物すぎて気が引けます。。。

電話でしどろもどろになりそうです。


そのうち、なんとかして手に入れるのでしょうけれど。。。。待ち遠しい!!


今日は

YouTubeでヴァイオリスト様のバッハ観を追っておりました。


勿論この3番のガボットのみに絞りまして拝聴。、みなさん素晴らしくて感銘を受けました。


ギルシャハム氏はやはり素晴らしい✨

凛とした中にファンタジーが溢れバッハに対する思いが伝わり、、


浅井咲乃さんのバッハを見つけて感動しました。非常に端正で洗練されたバッハでとても素敵でした。実は、先週、大阪中之島で行われたテレマン室内管弦楽団の演奏会にてソリストとして登場されていて、ベートーヴェンコンチェルトの演奏を聴くはずが、私、どうしてもスケジュールが合わず行くことができず大変残念でしたので、今、直近で何か演奏会がないか慌てて探しています。


そして、

神尾真由子さんのバッハ、ガボットも聴きました。とても柔らかな音色で

今日数多く聴いている中で、このガボットは神尾さんの演奏がすっと心に入ってきました。


ずっと聴く中で、

それぞれの方のバッハ観を

ヴァイオリン譜面で見た時にもっと共感できるだろうな、、と本当に今すぐに楽譜は欲しいです。


私が弾いているピアノ🎹ラフマニノフ編には

ラフマニノフの感じるバッハ観がたくさんかかれています。

それは

表情の記号が非常に細かく記されている点に於いて、自然にラフマニノフの世界へ入ってゆけます。

ヴァイオリン版をピアノで再現しやすいように?

または、ラフマニノフの主観を説いているか?

いずれにせよ、とても理に適った記載であることが、

YouTubeと照らし合わせてもわかります。


普通バッハをピアノで学ぶ時は


ヘンレ原典版を使うので、スラーは勿論スタッカートや表情の記号は全くないです。ないのが正当な楽譜です。

つまりは、全ては奏者が考えるし、

当時の絶対あるべき決まり、というか、バッハを弾く語法をきちんと携えて、作品に挑みます。

ヴァイオリンも当然そうなのであろうかと思いますが、なにせ楽譜を見たことがないので。。。

そこも含めて見てみたいです。


だから今、ラフマニノフの譜面で

うるさいほどにスラースタッカート、フォルテピアノなどのそれらが書いてあることが

違和感もありますが、

これはバッハの作品のトランスクリプションである!

と、一度頭に言い聞かせててから弾いています。


中で1番目立つのが


テヌートサインです。


これは、きっと

ヴァイオリンの弓の扱い方による

音の響きを表すものだな、、と、今日ヴァイオリン演奏を聴いて気づきました。


こう言うところが、トランスクリプションを学ぶ時に面白いところで。。


あらゆる情報を得て弾くのと、楽譜だけ見ているのと、またいろいろ感じ方も変わりますし。


1番悩むのが、

どこを向いて弾いたらいいかな??と言う点です。


この作品

ラフマニノフを通してのバッハであることは違いないけれど、

私個人のバッハ観

これは外せないよね、、、と思うので。


楽譜と充分相談しなくては、、、


ヴァイオリン譜面とも、相談したい!!


ヴァイオリンのバッハの譜面なんて


でも

敷居が高くて

楽譜屋さんに行っても買えないかもしれない??


 ✨✨✨✨. ドキドキ💓します💓