ノクターンの最後の部分の
楽譜では2段目についての説明をします^ ^
きれいですが、ここは難しいですね。。。
色で示した音は次の音に繋いでゆくために残しておく事が秘訣です。
上の新しい譜面に書き足した☆印に注目してください!
もう少し正確に言うと
☆印の音の響きを残して弾きます。残響をよく聴きながら音を足して行くイメージです。
ショパンの作品には常に前の音からの響きが残りそこへ重ねてゆきます。
つまり、☆印の音よりかは、次の同じ音は弱く弾きつないでゆくのです。
✨音の概念は時代ごとに変わってきます。ショパンの頃は文学や詩や歌などからイメージが広がり言葉を語りつぐ様に、そして、音の色のムードに広がりを持たせた楽曲が多く、ショパンの楽曲は特に繊細な響きの重なりを重視する様なものが多くあります、やがてその流れはドビュッシーなどの印象派へと受け継がれ、さらに響きの重なりが多様化してゆきます。
しかし、どの時代の音楽にも
I音の響きの行方を大切に聴く力がいりますね^ ^
今回
説明したものを分かりやすくゆっくり弾いたものと少し速度があるもの2種の動画を載せましたが、、うまく作動しないかもしれません、、😅😅動いて!!
尚、楽譜内の
ピンク色の音は
ドのフラット→Ces
緑の音は
ミのフラット→Es
水色の音は
ファ→F
です。
「もう少しでノクターンができそうです!」
と先日ラインをくださったYさん❣️
左手をこうしてゆっくり練習なさってみてくださいね^ ^
次のレポートでまた更にお手伝いしてゆきますね。