人の行く裏に道あり花の山-NEC_0689.jpg
伊坂幸太郎『重力ピエロ』を読んだ。

この著者の作品は初めて読んだのだが面白い。個性的なキャラクター達が作り出す軽快なテンポのストーリーは読みやすく、物語に引き込まれた。

軽快なだけでなく、様々な作品からの引用を用いた心理描写が深みを作っていると思う。

軽快なのに切ない家族を描いている。作中で「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」という台詞があったがまさにこの作品そのもののことだと思う。