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城山三郎『運を天に任すなんて-人間・中山素平』

財界の鞍馬天狗の異名を持つ中山素平のエピソードが綴られている。
軽い感じで書かれていて非常に読みやすかった。
この中山素平という人間の生き方もまた己ではなく公を重視しており、先日読んだ『粗にして野だが卑ではない』の石田礼助と通じるものがあると感じた。
名を成す人、特に後世まで親しまれる人というのは、このようなタイプの人間なのだろう。
少しでも見習いたいものである。
『小説日本興業銀行』も近々手に取りたいと思う。