image.jpg
城山三郎『「粗にして野だが卑ではない」石田礼助の生涯』

78歳にして国鉄の総裁となった石田礼助の生涯を描いた作品。
明快なものいいとパブリックサービスの精神で国鉄を変えていく姿には学ぶべきことが多くある。
現代日本の官僚や政治家、また一般大衆もパブリックという考え方が薄れてきているのではないかと改めて考えさせられた。


篠上芳光『わが子に「お金」をどう教えるか』

著者は小中高一貫教育の塾の代表。
教え子やその親たちと接している現場サイドから、現在この国に蔓延している拝金主義に警鐘をならしている。
最終節で“お金教育の最大の敵は「鈍感力」”と掲げているように、親が親としての責任を持ち、子どもに家庭教育をしていくことの重要性を説いている。
コミュニケーションをとりながら相手の表情や仕草、変化を的確に読み取る“敏感力”を磨きたいと思います。
“「お金」は「どれだけ稼いだか」という金額ではなく、「どのように使ったのか」という使い道で人間の価値が決まるのだ”というフレーズが印象に残った。