最近、僕はようやくAdobePhotoshopの可愛さに気が付いた。


これまで数年間、ずーっとイラストレーター一筋でやってきたから、ベジェ曲線の扱いとかには少々自信があるわけだけど、それだけに、Photoshopには全然目もくれないで、正直どこかで「Photoshopなんか」という「見くびり」があったように思う。


ところがどうだ、このソフト。いじればいじるほど、その奥の深さ、優しさ、可愛らしさが見えてくるじゃないか。こりゃもう、堪らんぜよ。


「クリッピングマスク」を使って、どんどこ入れ子を作っていく時の、あの快感。

世界中のお人好し達によって無限に公開されているブラシ・パターン・テクスチャのその豊富なこと。



こんなに君が可愛かったなんて、・・・もう少し早く気付いてあげるべきだった。


あとついでにもう一個。「Excel」って、今や知らない人のいないであろう表計算ソフト。

これの可愛さにも、最近になってやっと気が付いたんだ。



「オートサム」って機能をこないだちょっと覚えたんだけど、これがまた可愛いのなんのって。



「Excel」「Word」なんて、もう耳にするのも嫌なほど、大嫌いなソフトだったもんな。もちろん、完全な食わず嫌いでさ。なんかその名前からして、もう生理的に受け付けない感じだったんだ。



こりゃまるで、社会の人間関係みたいだな。



ぱっと見大嫌いな奴ほど、一度心が通じさえすれば、最高の信頼関係をそこに築いていたりする、あれに似ている。





だから僕ら、もっと普段から身の回りのあれこれを刮目して見なくちゃ駄目なんだ。

うざい奴ほど、本当は可愛い奴なのかもしれない。





本当に大切なこと、うっかり見落とさないように。