短大時代の大先輩Kさんと、久々にデートの約束を取り付けることに成功したので、今晩はちょいと出掛けてきます。

Kさんは此の度、無事お子さんを出産し、・・・いや、産んだのはKさんの奥さんなので、Kさんは出産はしていないわけなのだが、それが丁度あの関東東北の大震災の発生した最中の出来事だったな。




Kさんとは、自分がまだ18か19才の頃に出会ったわけだから、かれこれもう10年のお付き合いをさせていただいていることになる。


地元の農業高校を卒業後、愛知県にある芸術系短大へと進学した僕は、そこで、学園祭などを企画・運営するサークル的組織「ガクユウカイ」の1メンバーとして2年間そこに在籍をした。

Kさんは、同じくその組織に所属する2コ上の先輩であり、またその学園祭において「実行委員長」を務めたほどの人物でもある。




Kさんには、当時から人柄さわやかで、周りの誰からも好かれる、そんなイメージを抱いていた。


しかし、人間てえのはそんな単純なものではない。僕が知っているKさんなんて、本当に表面的な一部分に過ぎないわけだ。もしかしたら、腹の底にはドス黒い、ドロドロとした鉛鉱のような、トンでもないブラックボックスを抱えている、そういう人なのかもしれない。そんなことを、ふと思ってみたりもする。



まあ、「とは言っても」だ。こーんな変わり者の後輩のことを、会えばいつでも同じ様に可愛がってくれる、そういう先輩であることに変わりない。つまり絵描きのコムにとって、数少ない、かけがえのない存在の、その筆頭であることには何も疑う余地はない。





そーいうわけだ。





そういうわけなので、先輩!・・・本日はどうぞ宜しくお願い致します。