友人Yの結婚式を明日に控え、ご祝儀を用意すべく銀行へ行って新札に替えて貰ったり、ご祝儀袋を買ってきたりとバタバタとした。



途中、公園に咲き誇る桜は今がまさに見頃で、僕は思わずため息をついた。正直、梅とか桃の花の方が、見ていて心地良いと感じる28歳独身男性の今日この頃だ。

桜の花は、ちょっと色気があり過ぎる。「可愛い子ぶりやがって」正直、そう思う。
その瞬間に僕は「ポムじいさん」と入れ替わる。


「すまんがその石を・・・しまってくれんか。わしには強すぎる・・。」


てな感じで、桜の花は、ちょっと僕みたいな童貞男には、刺激が強すぎるわけだ。
いや、違うな。冗談はさておき。

とにかく、桜は美し過ぎる。遠慮ってものを知らないのか、と思う。
その点、梅とかの場合は「やや控えめ」なのが良い。奥ゆかしい。いや、渋い・・・。



で、家に帰ってきて、今度は封筒にお金を入れ、(・・・ところで、この新札ってものを手に入れるために銀行へ行ったわけだが、この「たかがお金の取替え」に一体何分待たされたことだろう。その上、イチイチ書類を書かさせられるし・・・。「はい、どうぞ」とはいかないんだな。まったくシステム化された社会ってやつは・・・。)そしてお金を無事入れ終わると、最後には恐怖の「表書き」が待ち受けている訳だ。




僕は、自分の書く字が、キライだ。




でも、「上手な字が書きたい」という願望の強さについては、他の誰にも負ける気がしない。

いつも、いつも、いつも、いつも・・・・、いーっつも!

・・・字が!上手な字が書きたいと祈り願いながら字を書いている。

が、・・・一向に上達してくれない。





結論。


これは、結局「血」なのだと思う。つまりは「才能」ってヤツだ。

別に開き直るわけではない。これからも向上心を持って「字」にも取り組んで行こうとは思っている。



まあ、自分には「絵」というものがあるからな。こいつをせいぜい大切にしてあげなきゃと思っている。いいな、いいな、と人を羨んでいる場合ではない。そういうことだ。