$確かにそれは、そこにある


ちょっと風邪気味。

夕方から頭痛。


絵を描くのを適当に切り上げて、展覧会に設置しておく「芳名帳」を探しに、
お気に入りの本屋へ向かった。

途中の車内はもちろん例の「COSMONAUT」をしっかりと聴き込む。


あのう、今回のアルバムが素晴らしい要因のひとつは

「勿体をつけない」

ということ。例えば、過去の作品に「オンリーロンリーグローリー」という
大好きな曲があるのだが、これが「ユグドラシル」というアルバムに収録
された際には、「前置き」のような歌い出しが追加されて、なんだかそれに
よって僕は、逆にテンションが下がってしまったものだ。

それに対して今作の場合、「R.I.P」という曲で、シングルでは冒頭部分に
まさにその「前置き」があったものを、アルバム収録時にはそこをカットして、
初っ端から勢いよく、構える間もなく曲に飲み込まれることができる。


それともう1点注目すべきは、「HAPPY」か「66号線」か、どっちか忘れて
しまったのだけど、その曲終わりの、次の曲とを繋ぐ「間」のことだ。

これが、なんだか異常に短い。それは、おもわず「CDの欠陥か?」と
思ってしまうほど、前曲の余韻がまだ残っているうちに、すぐに次の曲が
始まるのだ。


この、ともすれば「せっかち」ともとれる、このアルバムの持つ
「生き急いでる」ような空気がとても好きだ。


そんなわけで、あまりに今回のアルバムが好き過ぎて、ついつい本屋でも、
基央さんが表紙になっている「bridge」という雑誌を買ってしまった。


今回のアルバムは本当に、素晴らしい。


財布に余裕があったら、10枚くらい買ってみんなに配って歩きたい。