確かにそれは、そこにある






当初は、BUMPの「LAMP」という曲の歌詞中にある、


「今にもマッチは芯に触れる」


というフレーズに触発されて描きはじめた。



・・・が、途中からヘンな絵になっていった。・・・これは単純に、僕の「実力不足」の至らしめるところである。




僕は少年時代、ファミコンとキャンプごっこ以外興味がなかった。




中学校の裏の山に登ったところにある鉄塔の下で、友達と何度かキャンプごっこをした。


「家出ごっこ」も大いにやった。


時に、川で寝た。海で寝た。公園で、寝た。






ナイフ、ランプ、テント、・・・キャンプへの憧れ。


夜のしじまに、トロトロと焚き火がまだ燃えている。


真夜中の匂い。冒険の匂い。静寂の中に居て、胸の高鳴りだけが、いつまで経っても止まらない。





このなんとも言えないドキドキとワクワクと感傷と懐古の情を、僕は中学生の頃から「絵」に閉じ込めるための挑戦を続けてきた。




が、一向にケリはつかない。